こんな時どうする!?タイヤがパンクしてしまった時の適切な対処法

投稿日:2020-09-22

ようやく涼しくなってきましたね……ツーリングシーズンの到来であります!今はコロナ禍ですから、感染する・させることのないよう、気を付けてツーリングを楽しみたいものです。

で、特にツーリング先に起こると困るのが……パンクであります。今回は、そんなパンク発生時の対処方法をご紹介しましょう!

 

パンクさせない、が第一!

そもそも何故、パンクが発生してしまうのか……その原因は、空気圧不足にあります。自転車の場合で恐縮ですが、パンクの原因の7割が空気圧不足というデータもあります。ちなみに自動車の場合でも、JAFの見解によると「タイヤへの関心低下」がパンクの原因であることが多い、とされています。

ということで、バイクの空気圧に常に気を配っておくとパンクしにくい。ごく当たり前の話ですが、パンクの対処法を学ぶ前に、まずパンクさせないこと。それが最重要だと考えます。

 

パンクに気付いたら、まず現状確認!

次にパンクしてしまった時の対処法。それが自宅であれば、のんびりパンク修理すれば良いでしょう。が……冒頭に書いたようなツーリング中だったら、どうしますか? 正解は、まずは現状確認です。単なる空気圧不足でないとしたら、それはパンクであります。釘などの突起物が刺さっているか、確認しましょう。

で、そこそこ空気が入っているならば、手段は二つ。もしも近くにバイク屋さんやガソリンスタンドがあるならば、思い切ってゆっくり走行して、そこを目指しましょう。間違っても、刺さっている異物を抜いてしまってはいけません。空気が抜けた状態で走行すると、タイヤが死亡してしまいます。

近くに助けてくれそうなお店が見当たらなかったら……残念ながらロードサービスを活用するしかありません。ハーレーのH.O.G. 会員さんなら、車両搬送や費用サポートといったロードサービスを受けることができますので安心です。

 

DIYで修理する手もあり!

一方で、パンク修理キットと簡易空気入れさえ持っていれば、パンクは自分で修理が可能です。ハードコアなツーリングバイカーさんなら是非、DIYでパンク修理をして欲しいと思います。

チューブタイヤの場合は、自転車と同じです。チューブをタイヤから外して、穴の開いている場所にパッチを当てて、元に戻せば完了です。

チューブレスタイヤの場合は様子が違いまして、リーマーという工具を使って穴の開いていた場所をホジホジします。続いて、先端に穴が空いてるフックという工具の穴にシール材を通して、ラバーセメントを塗ってから、先程下処理をした穴に差し込みます。奥まで差し込んでから引き抜くと、シール材は刺さった状態で穴に残り、フックだけを抜くことができます。

続いて、タイヤに空気を入れて行きますが、この時、ボンベは冷え冷えの状態になりますので、必ずボンベには保護カバーを装着すること。自分の手には軍手を装着しておくこと。これで完璧です!

 

パンクさせない、してしまったらDIY!

ということで今回は、パンクの対処法をご紹介してみました。パンクはさせないこと、それが第一です。

で、してしまったら、DIYで対処したいところです。何かと言うと「プロに任せれば安心です」と書いている筆者ですが、パンクは修理の基本の基。なので自分でやってみるのが良いかなって思うのです。あまり出くわして欲しくない作業ではありますが、機会がありましたら是非、挑戦してみてください!

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