固着した!? 急に後輪が動かなくなった時の対処法と原因について

投稿日:2020-10-06

「暫く放置してしまったバイクに乗ろうとしたら、後輪が動かくなってしまった……」なんていう経験、ありませんか? 別に前輪でも良いですが……

コロナの影響でバイクに乗る機会が減っている……という方もいるかもなので、今回は、そんな「後輪が急に動かなくなったときの対処法」をご紹介して行きます!

 

後輪が動かない?まず原因を探るべし! 

バイクの後輪が動かなくなったら……最初にすべきは原因を探ること。筆者の経験ですが……新しく買った小さなU字ロックを外すのを忘れていた、ってことがありました……。

まずセンタースタンドを立てるなどして、後輪を持ち上げてみましょう。で、U字ロック等を外したか、それから後輪とドライブチェーン付近に異物が挟まっていないか、などを確認しましょう。ドライブチェーンが自然に切れていた、なんていうことは起こり難いですが、台風後などで異物がチェーンに噛むことは考えられます。

余談ですが、長期間放置していた車両であれば、タイヤの空気圧チェックなんかも、このタイミングでしておきましょうね。

 

長期放置ならブレーキの固着を疑うべし!

さてさて、後輪が動かなくなったとしてですよ、最初にすべきは原因を探ること。長期間放置が原因であったなら……

ブレーキの固着を一番に疑いましょう。乗っているバイクにより種類は異なりますが、ブレーキには大雑把に分けて、ディスクブレーキとドラムブレーキとがあります。前者の場合、ブレーキピストン君というパーツの周辺に溜まっていた汚れなんかが固着して、ブレーキが効く状態で固まってしまっている場合があります。なので、ブレーキクリーナーとブラシを用意して、こいつを溶かしてあげましょう。ちなみに……パーツクリーナーにはゴムパーツを痛める成分が入っている場合がありますので、ブレーキクリーナーを使用すること。あと、CRCとか吹くとブレーキ効かなくなりますので厳禁です!

続いて、ドラムブレーキの場合ですが、コチラはブレーキドラム内をチェック&清掃します。作業の詳細は割愛しますが、やることはディスクブレーキと一緒です。ブレーキはライダーが命を預ける重要機能パーツですから、プロの方に任せてしまうのもアリです。

 

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