ハーレーの純正パーツと他社パーツの違い

投稿日:2015-03-12

人間と機械が一体化するバイクに、ファッション性を求める人は多いでしょう。ライダーがジャケットを纏うように、ハーレーにも個性的なスタイルを……そういった思いでカスタムをするのだと思います。
しかし、個性を求めるからこそ、純正パーツと他社製のパーツのどちらを選ぶべきか、迷いますよね。
ここでは、ハーレー純正パーツと他社製のパーツの違いや特徴について紹介します。

純正パーツ、他社のパーツについて

純正パーツとは、ハーレー・ダビットソン社が品質を保証した部品です。アメリカ製に加えて、中国製や台湾製のパーツも多く使われています。ブレーキシステム、インジェクション、メーター類等は日本製が使われていますが、それらのパーツを総称して「純正パーツ」と呼びます。
これに対して、ハーレー・ダビットソン社と提携していない会社で作られたパーツを「他社パーツ」、「社外パーツ」、「アフターパーツ」と呼びます。
以後は、「純正パーツ」と「他社パーツ」に統一して話を進めます。

純正パーツと他社パーツの違い

ハーレーから純正のカスタムパーツが多数リリースされていますが、バックミラーやハンドルのグリップなどの小物であっても、大変高価です。輸入品には関税がかかりますし、輸入ライセンス費、輸送経費、その他が加算されるため、現地で買うより高くなってしまうのです。
一方、他社パーツの価格はピンキリで、リリースしている会社はアメリカをはじめ、日本、中国、台湾、韓国、ヨーロッパと様々。素材やデザインにこだわったパーツであれば、純正パーツより高価なものもあります。
エンジンオイルやバッテリー、ブレーキパットといった消耗品も純正は高価ですが、安い他社製品でも問題なく性能を発揮するものもありますので、一度使用してみても良いでしょう。

パーツの品質とブランド力

ハーレーブランドのパーツが高価なのは、そのブランド力にあります。「ハーレー・ダビットソン社のお墨付き」というだけで魅力を感じる人が多く、例え他社パーツと同等のクオリティであったとしても、長年培われた信頼に対して人々はお金を払っているのです。
もちろん他社もパーツメーカーとしてのブランド力をつけるために、価格以上の高品質の製品を開発しようと企業努力をしています。実際、パーツメーカーとしてブランド力のある会社も多数存在します。

純正パーツにするか、他社パーツにするか

カスタムの自由度はパーツの豊富さに比例します。ハーレーは「純正パーツを一つも使わずにハーレーを組むことができる」と言われるほど、他社パーツが充実しています。また、ハーレーのカスタムを専門に扱うショップのオリジナルパーツも存在し、カスタムの可能性は無限大と言えるでしょう。
ハーレーは、乗るだけではなく創ることも大きな魅力。カスタムの方向性によって、純正パーツを多用してカスタムするのが良いか、より個性的なハーレーにするために他社パーツを使用するべきかなど、希望するスタイルで選ぶべきパーツが異なります。

もし、他社パーツの品質について不安に思うようであれば、走行に関係する駆動系やハンドルなどには純正パーツを使い、ミラーやマフラーなどに他社パーツを使うと良いでしょう。
それぞれの良い所をしっかりと押さえて、カスタムを楽しみましょう。

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