セルフカスタム好きは要注意!ネジがナメた時やボルトが折れてしまった時の対処法

投稿日:2022-08-10

「愛する自分のハーレーのメンテナンスやカスタムは自分でやりたい!」と考えるハーレー・バイカーさん、少なくないはずです。が、そんなDIY派ならば誰しも一度は経験したことがあるはずのトラブルが……ネジやボルトをナメてしまう……という奴。

修復が困難だったり、時間が掛かったり、専用の道具が必要だったりと、実に難しいのです。そこで今回は、ネジ穴がナメたり、ボルトが折れた時の対処法と、その際に使える商品をご紹介いたしましょう!

 

ボルトやスクリューを締める際はトルク管理が重要

ボルトやスクリューを締めるとき、ネジ切ってしまう、という失敗、したことありませんか? その原因は、(当たり前ですが)、締め過ぎです。で……少々堅い話をしますと、ボルトやスクリューには、それぞれ規定トルク、というものが設定されています。それに従って締め付ける必要があります。そこで使われるのが、トルクレンチ、であります。

残念ながら当店ネットショップでは販売しておりませんが、ネット通販等で購入可能です。名の知れたメーカーの製品を選んでおけば間違いありません。なので、慣れないうちは、トルクレンチを使うこと。慣れてきたら、その感覚を身体で覚えてきますから、徐々にトルクレンチを使わずとも、適正トルクで締め付けることができるようになります。

 

ボルトやスクリューをナメてしまったら……

続いては、ボルトやスクリューを緩めるとき、ナメてしまった場合。辛いですよね……ですが……このピンチを脱する手立てもあるのです!

それが……残った頭部分をバイスプライヤーやペンチなどで挟んで回す、という原始的な方法です。スクリューの場合は、ネジ山を金属鋸で切り直して再挑戦する、という方法もあります。いずれの場合でも、事前に該当部分を加熱しておくと良いです。具体的には、ガストーチなどでネジ部分に炎を当てるのです。金属は加熱されると膨張して冷えると収縮する、という性質を利用するのです。そのうえで、いよいよ回す、という前に、プラスチックハンマーなどで、ガンガンと振動を与えておきます。これでさらに緩みやすくなります。

 

どうしても無理ならリコイルキットを活用しよう!

ここまでやっても無理ならば、最終手段がリコイルキットの活用です。

ドリルで下穴を開けて、徐々にドリルのサイズを太くして行き、最後にタップでネジ山を切りなおす、というものです。当店ネットショップでも販売しておりますので、DIY派のバイカーさんは万が一のために、是非、お一つツールボックスに忍ばせておいてください!

 

リコイルキット トレードシリーズ 3/8-16

品番:33068

メーカー:RECOIL

価格:¥10,890(税込)

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