本当は無理してませんか?自分に合ったブレーキレバーを見つけよう!

ライダーは身長190cmの人もいれば150cmの人もいるのに、バイクはサイズで選択ができません。「僕は身長170cmだからスポーツスターのMサイズ!」みたいな選び方はできません。なので、特に小柄なライダーさんにとっては、車両選びの際には足付き性なんかが重要なポイントになったりします。
では、それ以外は?例えばブレーキレバー。手のサイズに合っていますか?本当は指が届かないのに無理していませんか?そこで今回は、自分に合ったブレーキレバーの選び方をご紹介して行きます!
ブレーキレバーの種類と選び方
さてさて、まずはブレーキレバーの種類からお話しますと、ブレーキレバーは……
・可倒式と、そうでないもの
・引き代調整機能があるもの、ないもの
とに、大別できます。以下に、簡単にメリットとデメリットを紹介して行きます。
可倒式ブレーキレバーのメリットとデメリット
可倒式のメリットは、転倒した際に破損しにくいこと。これに尽きます! 可倒式とは、そのために付与された機能ですから。ではデメリットは、と言えば……安物を買うと遊びが多すぎてイラつくことになる、ということ。特にハーレーは振動多目の車両ですから、ガタガタしてうっとうしいのです。
可倒式でないブレーキレバーはシンプルですから、転倒時には折れてしまいます。が、ガタつくことなどはなく、どれを選んでも使用感は良好であります。なので折れたら買い替える、というスタンスでも問題ないはずです。
引き代調整機能アリ・ナシのメリットとデメリット
続いては、引き代調整機能についてですが、コレは自分に合ったレバーを、と考えると、是非、欲しいところ! というのも、指を掛けていない時のレバー位置を近くにしたり遠くしたり、ができますから、大柄な人にも小柄な人にも、この機能はメリットとなるはずなのです。
で……現在、引き代調整機能アリのブレーキレバーはダイヤル式のものが普及していまして、工具等での作業が不要。ということなので、例えば、冬に厚手のグローブをしたからレバー位置を遠くに、なんていう感じで、頻繁にレバー位置を調整できます。
デメリットはというと、これは可倒式と同じで、安物を買うとガタが出たり、最も多いのは引き代調整機能が甘かったり壊れたり……といったトラブルがでます。シッカリした製品を選びましょう!
ショートレバーとロングレバーはどう選ぶ?
ここまでは機能で選びましたが、一方で世の中には、ロングレバーとショートレバーと、二種類もまた存在しています。単純にレバーが長いか短いかって話なのですが、実はライダーのブレーキ操作方法によって、選ぶべきタイプが変わってきます。
・ブレーキ操作を、人差し指と中指の2本で行うならショートレバー
・ブレーキ操作を、薬指と小指まで使って行うならロングレバー
実際問題、バイクのブレーキレバーは4本指でクソほど握る必要はないのですが、なんとなく4本の方が安心、という方も、ロングレバーを選ぶと良いでしょう。
ということで今回は、自分に合ったブレーキレバーの選び方について、お伝えしました。ご参考にしていただけたら幸いです!