エンジンやプライマリーから異音が聞こえたらどうしたらいい？

ツーリング先などで、愛車のエンジンやプライマリーから異音が聞こえたら、嫌な感じでしかありませんね。

今回は、そんな場合の対処法をご紹介していきます！

原因を調べて対処すべし！

「エンジンをいじったら異音がするようになった」という場合と、「最近なんとなくエンジン音がうるさくなってきた」という場合では、対処法がまったく異なります。

前者の場合、例えば点火タイミングや空燃比のズレが原因が考えられます。この場合、エンジンからの異音はノッキング音だと考えられるからです。点火タイミングや空燃比を確認し、そこを正しく設定してあげることで、エンジンからの異音はなくなるはずです。このパターンの場合、自身でクリアできる方は多くないでしょう。プロショップに相談するのが一番です。その際、何をしたらこうなった、という情報を正確に伝えることが大事です。

一方、後者の場合、経年変化でありますから、原因はエンジンパーツの摩耗やらなにやら、かなり複雑になります。例えば、バルブクリアランス調整で異音が軽減される場合もあれば、ピストン＆ピストンリングの交換が必要だったり、さらにはエンジン腰上OHすべき時なのかもしれませんね。EVO以前の車両ではプッシュロッド調整が必要ですので、プッシュロッド周辺からの異音も多いです。ということで、後者の場合でも、プロに確認してもらうことをおすすめします。

プライマリーからの異音はチェーンの張りをチェック！

続いてプライマリーから異音がする場合ですが、こちらはプライマリーチェーンが伸びてしまっている、と考えられます。チェーンが伸びてしまっていると、チェーンがケースと接触して異音を発するのです。異音が発生するほどですと、ケース内が削れてスラッジだらけになっているかもしれません。プライマリチェーン張りはセルフで調整ができますが、自身のない方はプロに作業してもらいましょう。

また、スプロケットを止めているスクリューが緩んでインナープライマリーと干渉してしまうケースや、クラッチの不具合も考えられます。異音というのは、絶対に見逃してはいけない、大きな不具合の前兆と言えます。異音が気になるようならプロに見て貰う。それが最善策と言えましょう！

最後になりますが、プライマリーの異音＝伸びたチェーンの交換時におすすめの商品をご紹介します。

DSI プライマリーチェーン 428-2×82

品番：1120-0283

価格：¥25,520（税込）

それが信頼のDSI製品。「プライマリーチェーン82リンク」です。

1936年〜2006年のビッグツインに適合します。つなぎ目の無い1本チェーンです。伸びてきたら交換しましょう！