ガスケットの交換時期と種類や用途についてのお話

投稿日:2024-03-08

この季節は「三寒四温」と言いますが、気の早いハーレーバイカーさんは一足早く春のツーリングシーズンに突入しているかもしれませんね。

出遅れてしまい、今から急ぎメンテナンスする方に向けて、今回はガスケットの豆知識をお届けします。

 

【ガスケットの種類と役割】

マフラー交換やキャブレターのメンテナンス、それにエンジン腰上のメンテナンスなどをDIYで行うと、必ずガスケットに出くわします。が、それらガスケットは金属だったりゴム製品だったりと、種類が異なることがあります。

大まかにいって、ガスケットは素材により、ペーパー、ゴム、金属、コルクと4種類に分けることができます。素材こそ異なりますが、ガスケットの役割はただ一つ、己がつぶれることで適用場所の密着度合を高めて、気密性・液密性を高めることにあります。

 

【ガスケットに関する注意事項】

ですのでガスケットは一度使ったものの再利用は不可、と考えましょう。外したガスケットは一見すると再利用可能っぽく見えるものでも、一度潰れていると、元には戻りません。

ですのでガスケットは素材がなんであれ、一度使ったものを再利用すると、圧が漏れて、不調の原因となる可能性が高いのです。しかもガスケット不良の場合、原因究明が難しい、という難点があります。ガスケットは高価なパーツではありませんので、一度使ったガスケットは再利用しない。これDIYメンテナンスする方は徹底するとよいと思います。

 

エンジンコンプリートガスケットキット 1966-84年 ショベルビッグツイン

品番:JGI-17029-70

メーカー:James Gaskets

価格:¥28,380  (税込)

最初にご紹介するのは、エンジン腰下までフルOHする際に便利な、ショベルビッグツイン用のガスケットキット。信頼のJames Gaskets製品です!

上述したように、ペーパー、ゴム、金属のガスケットが含まれていることがわかりますね。このキットは1966-84年のビッグツイン用で、キット内容は画像にてご確認ください。

 

エキゾーストガスケット ペーパータイプ 1966-84 ショベル

品番:JGI-65834-68-X

メーカー:James Gaskets

価格:¥550(税込)

続いてご紹介するのは、同じくJAMES GASKETSのエキゾーストガスケット。マフラーとエンジンの間に使用するエキゾーストガスケットです。

中央はファイアーリング、外周はペーパーになります。マフラー交換等にどうぞ!
適合 :66-84ショベルヘッド
材質 :銅、ペーパー

 

CVキャブ用A/Cガスケット&社外A/C用ボルトセット

品番:6100-0014

メーカー:GUTS CHROME

価格:¥715(税込)

三つ目にご紹介するのは当店オリジナル品。

CVキャブ用エアクリーナーガスケット1枚&社外エアクリーナー用ボルト3本セットです。

 

ジェネレーター マウントGKペーパー 58-83 XL/FL

品番:JGI-30143-58

メーカー:James Gaskets

価格:¥189 (税込)

こちらもペーパーガスケット。ジェネレーターとケースの間のガスケットです。補修等にどうぞ!

適合 :58-69年FL、58-83年XL

 

ダービーカバーGKコルク 36-64 BT

品番:JGI-60565-36

メーカー:James Gaskets

価格:¥1,133 (税込)

こちらはコルク製ガスケット!36-64年車両用のコルクダービーガスケットです。

適合 :36-64年U/UL/ULH、E/EL、FL/FLH

MR GS2 ガスケットシーラント2 85g

品番:495572

メーカー:LOCTITE

価格:¥2,090 (税込)

続いてご紹介するのは、液体ガスケットとも呼ばれるシーラント。汎用性の高い耐油、耐熱ガスケットシーラントです。水、LLC(冷却水)、ガソリン、エンジン/トランスミッションオイル、海水と接触する箇所にも使用可能です。

使用温度-54℃〜204℃
硬化時間4時間※完全硬化は24時間
内容量85g
色:黒

 

ロックタイト ガスケットリムーバー 420ml

品番: 79040J

メーカー:LOCTITE

価格:¥5,060 (税込)

最後にご紹介するのは、剥離の難しい焼き付いたガスケット、液体パッキンなどをどんな金属面からでも剥離できる、ガスケットリムーバー。

特にエンジン内部や燃焼室内部に蓄積したカーボンには効果的で即効で剥離!もちろん塗装の剥離にも使用できます。

標準剥離面積:1.7m(約1畳分) 420ml

 

以上、ガスケットの交換時期と種類や用途についてのお話でした!ツーリングシーズンを迎える前に、しっかりとしたメンテナンスを行って、安全で快適なバイクライフをお楽しみください。

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