ツーリング先で大ピンチ!緊急時はロードサービスを活用しよう!

雨明け宣言と同時に、ツーリング熱が高まる季節。待ちに待ったバイクシーズン到来です!しかし、急なツーリングは注意が必要。メンテナンス不足が原因で、予期せぬトラブルに見舞われる可能性があります。
そこで今回は、出先でのトラブル対策として「ロードサービスの活用」について解説します。
ロードサービスはバイカーの頼れる味方!
出先でのトラブルにも色々あります。日中かつ街に近い場所で発生したパンクした場合などは、近くのプロショップまでゆっくり走行して修理してもらうことも可能です。
しかし、街から数十キロも離れた場所でエンジンがかからなくなったり、転倒して自身も怪我をしてバイクを動かせなくなったりするなど、深刻なトラブルも起こり得ます。
バイクのロードサービスは、ガス欠やバッテリー上がりといった始動不良への応急処置、レッカー移動、そして場合によっては帰宅サポートなども提供してくれる、まさにバイカーの頼れる味方なのです。
ロードサービスに加入しておくべし!
ロードサービスは、有料で利用することもできますが、事前に加入しておくとお得になる場合や、無料でサービスを受けられるケースもあります。
バイクに乗る方は、ロードサービスへの加入を強くおすすめします。では、どのサービスに加入するのが良いのでしょうか?いくつかご紹介します。
JAFは最強?幅広いサービスで安心!
ロードサービスと聞いて、まず頭に浮かぶのはJAFではないでしょうか?自動車で会員になっている方も多いはずです。
JAFの最大の強みは、「会員本人」に対するサービスである点です。車両登録が不要なため、車やバイクを複数台所有していても、JAF会員証一枚で車でもバイクでもロードサービスを受けられます。
JAF会員であれば、バッテリー上がり、パンク、メットインへのキーの閉じ込め、ガス欠といったよくあるトラブルへの対応はもちろん、事故や故障によるけん引・搬送作業など、様々なロードサービスを無料で、しかも利用回数無制限で受けられます。
さらに、異音や異臭といったトラブル点検、泥道や砂地などでのスタックなど、自動車保険では対象外となるロードサービスにも対応しています。
非会員の場合、バッテリー上がりで21,700円、パンクで25,630円、けん引で27,700円~(けん引料830円/1km別途)かかります。
これだけのサービスが入会金2,000円、年会費4,000円で受けられるため、特に車や原付など複数台所有している方にはJAFへの加入をおすすめします。
ハーレー乗りならH.O.G.ロードサービスも選択肢に!
次に紹介するのは、H.O.G.会員向けのロードサービスです。電話一本でロードサービスが駆けつけ、機械的または電気的な不具合発生時に、ライド再開のためのサポートを提供してくれます。
応急処置だけでなく、最寄りのH-Dディーラーへの車両搬送、帰宅時のサポートなどもプランに応じて提供されます。
・スタンダードプラス(年間1,580円税込):自宅でのバッテリー上がりやパンクでも搬送可能なプラン。
・プレミアム(年間3,160円税込):自宅からの搬送や二次搬送も含まれるフルサービスプラン。
既にH.O.G.会員の方で、H-Dディーラーとの関係を大切にしている方には、こちらのサービスがおすすめです。
任意保険の付帯サービスも見逃せない!
JAFと並んで見逃せないのが、任意保険の付帯サービスです。特にバイクの任意保険に付帯サービスがある場合は、積極的に活用しましょう。
例えば、東京海上日動のバイク保険の付帯サービスでは、契約したバイクについて、レッカー移動、ガス欠時のガソリン補給、事故・故障・盗難時の様々なトラブル対応を備えたロードサービス特約があります。
具体的には、
・車両搬送費用補償・車両搬送サービスとして、事故・故障・盗難等により走行不能となった場合、修理工場等までレッカー搬送を行い、レッカー搬送に必要な費用(車両搬送費用)を、1回の事故等について、15万円を限度に支払いを受けることができます。
・緊急時応急対応費用補償・緊急時応急対応サービスとして、事故や故障、バッテリー上がり等の車両自体に生じたトラブルにより走行不能となった場合、15万円を限度に支払いを受けることができます。
・付帯サービスとして、燃料切れ時ガソリン配達サービス(道路上で燃料切れとなった場合、ガソリンまたは軽油を10リットル届けてもらえる)などのサービスもあります。
といったサービスが提供されます。
バイク保険の付帯サービスがあれば、JAFに加入しなくても十分なケースもあります。
まとめ
今回は、ロードサービスについて解説しました。
自動車でJAFに加入している場合はJAFが便利。バイクの任意保険に加入していてJAFに未加入の場合は、付帯サービスを活用しましょう。H.O.G.会員であれば、H.O.G.のロードサービスも選択肢の一つです。
いずれにせよ、何らかのロードサービスに加入しておくことが大切です。