意外と知らないドライブベルトの点検方法!

投稿日:2019-01-04

一般的にモーターサイクルの二次減速はチェーンが使われていますが、最近のハーレーはベルト式になっています。

今回は、この二次減速に用いられるドライブベルトの点検方法をご紹介しましょう!

 

ベルトドライブのメリットって何だ?

そもそもはハーレーも長い間、チェーンドライブを使用していました。それが何故、ベルトドライブに代わっていったのでしょうか?

その答えは……メンテナンス性にあります。チェーンドライブは定期的な洗浄と注油が欠かせず、またチェーンが伸びるのに応じて調整作業も必要です。まぁ重作業ではありませんし、慣れれば楽しいメンテナンスの一つではあるのですが、それでもチェーンで手が汚れたりするのが、アメリカ人に不評だったのかも知れません。あるいはメンテナンス・フリーの新技術が開発されたから、単に代えただけかも知れません。

ということで、ベルトドライブは基本的にはメンテナンス・フリーなのであります。

 

ベルトドライブのメンテナンス

では、ドライブベルトの寿命は何km、あるいは何年なのかと申しますと……大変申し訳ありません。筆者も知らないのです。「それでは情けないぞ、俺」ってことで、人に聞いて回ったところ……15万km無交換で大丈夫だったという剛の者、10年間完全放置で大丈夫だった幸運な者、7万kmでディーラーに交換を申し出たがそのままで良い、と言われた者など、かな~り長期間に渡って放置して大丈夫であることが判明しています。

一方で、異物の噛み込みによる破断は発生してしまうようで、納車半年で切れてしまった不幸なバイカーさんも居るみたいです。

では、メンテナンス・フリーなのにメンテナンスって何なのよ、ってことですが、それはショップさんでのお話になります。ベルトテンションゲージという専用工具を用いて作業するのであります。実際には、主に納車時、それと後輪を外した作業をした際に使っているそうです。

 

このような感じで作業していますので、ご自身でチャレンジしたい方は参考にしてくださいね!筆者ならプロにお任せしまっす……

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