ハーレー1年生必見!ハーレーを手に入れたら最初に揃えておきたい予備パーツ5つ

投稿日:2016-11-23

ハーレーを手に入れたその日のことは、忘れられないものです。納車日にヘルメットとグローブを片手にバイクを取りに行くワクワクは、年齢に関係なく一生の思い出になるでしょう。忘れられない楽しさをそのままに乗り続けるために、もしものための予備パーツを持っておきましょう。備えあれば憂いなしです。

肝心要は電気系

新車のツインカムを手に入れたのなら、もう大丈夫です。予備パーツを持つ必要もほとんどないでしょう。ハーレーはそれほどに信頼性がアップしています。ですので、今回はエボまでの古いバイクを手に入れたオーナーに限ってのお話しになります。まずは車体右側エンジン下部の丸いカバーがあります。そこがポイントカバーです。そこを開けて、点火系が何になっているかを知る必要があります。出来れば購入前にフルトランジスタか、セミトランジスタか、ポイント点火かを調べておきましょう。それによって、用意しておきたい予備パーツも変わります。まずは点火系の予備パーツを持ちましょう。


フルトランジスタの車両でしたら、予備パーツを持つかどうかは考え方次第です。高価なフルトラのままでいくのならもう1セット持つか、あるいはセミトラかポイントに換えようと考えている方。セミトラとポイント点火のオーナーはこちらのセットを持っておくと安心です。
セミトラとポイント点火には、ガバナーが使われています。ガバナースプリングが折れる、あるいはガバナー自体がダメになることもあります。もちろんポイントやコンデンサーだけがダメになる可能性能が高いですが、このセットを予備で持っていれば安心ですし、セミトラの方もこのセットでポイントに換えてしまう場合も、フルトラの場合でもこのセットがあれば安心です。まず1つ目はこの「点火セット」を。

火を飛ばさせて電気を蓄える

電気系に支障をきたせば、プラグから火が飛ばずエンジンが掛かりません。点火系もそうですが、その他にもまずはプラグの予備を持ちましょう。特にキックオンリー車両は、プラグがかぶればエンジンの掛かりが悪くなるので予備があれば安心です。ということで、2つ目のパーツは「プラグ」です。


プラグの手前はイグニッションコイルです。コイルは前兆もなく壊れることもありますので予備を持っておきたいので3つ目は「コイル」。


そしてバッテリーに電気を蓄えるためのレギュレーターもいつ壊れるか分からないのでこれも是非とも持っておきましょう。ということで、4つ目が「レギュレーター」です。


電気系統の予備パーツはその他にもオルタネーターが壊れて充電が出来なくなったり、肝心なバッテリーそのものがダメになる時もありますが、オルタネーターはプライマリケースを外したりと出先で直せるレベルではないですし、バッテリーを予備として持つのも現実的ではありませんので、慣れればすぐに交換ができ持ち運びも出来る上記4つの電気系パーツはロングツーリングにも欠かせません。ハーレーを動かすうえで、電気と同等に必要不可欠なのがガソリンです。もしもあなたのハーレーにガソリンフィルターが付いていないのなら、付けることをオススメします。僅かなゴミでもキャブレター内に入り込めばガソリンの供給に支障をきたします。キャブレター内のジェット類は極細のパイプ状のものです。いくらタンクの中がキレイでもゴミが入り込む可能性はあるので、フィルターは欠かせません。そしてこのフィルターにも寿命があります。


フィルターもガソリンに触れ続けているので劣化するほか、振動で割れたりもしますし、洗浄できないタイプは定期交換が必要です。こんな小さなパーツでも出先で駄目になるとどうにもならなくなります。ということで持つべきパーツの5つ目が「ガソリンフィルター」です。ついでにフューエルホース(ガソリンホース)の予備も持っているとなお良いでしょう。

今回は基本的な予備パーツを紹介しましたが、長く走れば自分に必要なパーツも分かってきます。旅先で困らずに楽しいハーレーライフを続けるための予備パーツを常備しておきましょう。

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