これは欲しい!ハーレーが発表した電動自転車がかなり格好いい件!

投稿日:2020-03-24

ここのところ一気に電化に向けて舵を切ったように見える我らがハーレーダビッドソン。

 

LiveWireのみならず、そのトラッカー仕様の追加を発表したり……

 

キッズ向けの電動バランスバイクを発表しています。それにとどまらずハーレーは、昨秋開催されたミラノショー2019では、カッコいい電動自転車を発表したのであります。

 

ハーレーが発表した電チャリ「EBICYCLES」

コチラは、それ以前に発表されていた電動モデルですが……今回発表されたコレとは違います。より現実的なのです。それは……

 

コチラ!完全なる電動アシスト自転車なのであります。

日本では今一つ流行になっていませんが、ヨーロッパではスポーツバイク(スポーツ自転車)においても、電化がググっと進んでいます。特に、オフロードを走るMTBでは顕著でして、走力がなくてもオフロードを楽しめるからなのです。

さて、ハーレーがミラノショー2019で発表したコチラは、モデル名は「EBICYCLES」というようです。

 

 

それでですね……この記事を書くべくハーレー公式発表を漁ってみたのですが……残念ながら公式発表がされていない!なのですが、実は筆者、数か月前まで自転車輸入販売業を営んでいたので、自転車に関してセミプロの知識があるので、画像から判断できる範囲でオリジナル情報(筆者の推測)で書いて行きます。

さて、まず注目すべきはフレーム。3台とも微妙に異なっていますが、基本設計は同じくしている様子。白いフレームは完全なるシティ向けモデルですね。で、3台ともフレームはアルミ製で間違いないと思われますが、この微妙にアールを描きつつ、各部の太さや形状が異なるのは……ハイドロフォーミングという製法であると思われます。一般的なアルミパイプを溶接したのとは違うワケ。これは高級感の演出ということですね。

それから、ブレーキは前後ディスクが装備されており、変速は内装式。コレはパフォーマンスというよりはメンテナンス性であったり、また車体をクリーンに保つのに有効な装備です。で、駆動にはチェーンではなくベルトドライブが使用されています。コレ、日本ではブリヂストンサイクルさんの「アルベルト」という人類史上最高のシティサイクルに採用されている仕組みであります。チェーンへの給油が不要。そして汚れない。

またタイヤは(残念ながら写真からはロゴが判別できませんでしたが……)ドイルの逸品、シュワルベ製「ビッグアップル」に酷似したパターンのタイヤが装備されています。これは衝撃吸収性と耐パンク性が高いとして、石畳の多いヨーロッパで高く評価されているタイヤです。お値段もお高いです。

ということで、さっと見ただけで分かるのは、「EBICYCLE」はハイエンドなシティバイク(街乗り自転車)なのであります。残念ながら公式にはスペックやバッテリー&モーターの性能は把握できませんでしたが、これだけの機能パーツを搭載したモデルですから、街乗りでは充分に楽しめる性能を有しているはず。ハーレーらしく、良い感じに仕上がっていると思いました!

 

画像参考-Unsplash
このページのTOPへ