【ハーレー乗りあるある】なぜバイカーは革製品を着るのか?

冬が始まる直前の今、皆さんハーレーに乗るとき何を着ていますか? この季節のハーレー・バイカーの圧倒的多数は革ジャン革パンであるはずです(筆者調べ)。やっぱりハーレーと言えば革製品が良く似合う。
でも……革ジャンって夏は綿製品よりも暑いですし、冬は合成繊維のジャケットより防寒性に劣ります……なのに何故ハーレー・バイカーは革ジャンを着るのでしょうか?
革ジャンは保護性能が高い!
さて、ハーレー・バイカーが革ジャンを選ぶ理由として一般的にあげられるのが、意外や意外、保護性能の高さ、であります。一言で「革ジャン」と言いましても、牛革・豚革・馬革……といろいろあるのですが、基本的に本革製品は保護性能が高いです。万一の事故時にも、革が割けてしまう、ということはほぼほぼありません。
また、ベーシックなライダースでは未装備ですが、バイクウェア・ブランド製品ですと、ライダースであってもプロテクター等を内蔵していますので、身体の大事な部分は確実に守ることができます。大雨ですと染みてしまいますが、多少の雨ならば頑張れてしまうのも、革ジャンの魅力の一つです。また、一部信じられないほど高性能な合成繊維製品と比較してしまえば劣るものの、革ジャンは防寒性も十分に高い部類にあります。
ということで総合的に保護性能が高い、というのが、ハーレー・バイカーが革ジャンを選ぶ最大の理由ではないかと考えるわけです。
昔からハーレーバイカー=革ジャンだから!
ところがですよ……合成繊維製のライダースジャケット等も存在しているわけで、そちらの方が機能面では勝る場合が多い。それなのに何故、ハーレー・バイカーが革ジャンを選ぶのか……といえば……昔からハーレーバイカー=革ジャンだから、とも考えられます。
古くはマーロン・ブランドやジェームス・ディーン、それにピーター・フォンダ……ハーレーが登場するアメリカ映画でヒーロー達がまとっていたのは……いつの時代も革ジャンなのであります。つまり昔から今まで、ハーレー+革ジャン=カッコいい、という勝利の方程式が成立しているわけです。
なので、機能性とか何とか言っても、結局のところカッコいいから、というのが正解な気がします。ちょっとヒネリのない結論ですが、異論ないですよね?