覚えて損は無し!!雪道で滑らない走行法と冬の保管方法について学ぼう!

投稿日:2021-01-12

寒さが身に染みる今日この頃ですが、皆さんハーレーに乗っていますか? 筆者は天気の良い日に限ってエンジンを掛けて、細々と乗っています。

冬のバイカーにとって一番怖いのは転倒。なので今回は雪道で滑らない走行方法と、冬のバイクの保管方法について、ササっとご紹介しておきましょう!

 

雪道で滑らない走行法はコレだ!

タイヤチェーンを装着する

一番有効だと思われるのがタイヤチェーンの装着です。残念ながらハーレー純正としては販売されていませんが、ヤマハはY’S GEARから発売しています。コレを装着することで、相当程度イケるようになると思われます。なお、バイクの転倒で怖いのはフロントの横滑りであります。リヤの滑りであればライダーの技術で何とかできる場合もありますが、フロントは気付いた瞬間には倒れてしまいます。ということで、タイヤチェーンは前後に装着することをおススメしたいです。

なお、原付用であれば、スタッドレスタイヤやスパイクタイヤがそこそこ市販されていますから、そちらを利用すると良いでしょう。

 

急な操作を控える

タイヤを冬装備にしたうえでハーレーに乗るとして気を付けて欲しいのは……急な操作を控える、ということです。スロットル、ブレーキ、それにハンドル操作を、ソロリソロリと行うこと。これが大切です。雪道や凍結した道路では、速度は可能な限り抑えます。そのうえで、スロットル、ブレーキ、ハンドルを極力緩やかに操作しましょう。

また、旋回時に車体を大きく傾けると、フロントがスッと横に流れて転倒してしまうことがあります。ですので旋回時は、車体を倒さないように心がけると良いと思います。

 

タイヤチェーンを装着する

ちなみに……絶対に雪道で滑らない方法は……いうまでもありませんが、バイクに乗らないこと、であります。今年は数十年に一度の寒波が北陸地方を襲っています。そんな状況下でバイクに乗る人はいないと思いますが、普段は積雪や路面凍結をしない地域で「この位なら大丈夫だろう……」と出掛けてしまうと、凍結した路面に出くわしたときに命取りになります。

なので凍結の心配があるような時には可能な限りバイクに乗らない。これが雪道で滑らない最も手堅い方法であると言えるでしょう。

 

バイクの冬の保管方法はコレだ!

続きまして、バイクの越冬の話題。当コラムで何度か紹介していますので、今回はダイジェスト的に要点のみをお伝えします。

 

タイヤに空気を入れておくべし!

今から春まで冬眠させるとしても2~3か月はバイクに乗らないことになります。この間、タイヤの空気は徐々に抜けて行きます。しっかり空気を入れておかないと、この空気圧低下とバイクの重量により、タイヤがパンクしてしまうことがあるのです。パンクはしないまでも、かなりの確率で偏摩耗を起こしてしまいます。

ですので、冬眠前に空気を入れておく。これは必須なのであります。

 

ガソリンコックはオフ、キャブは空っぽにすべし!

冬眠から覚めたときのトラブルとして多く見られるのが「エンジンが始動しない」というもの。その犯人はガソリンであります。それを防ぐために……必ずフューエルコックをオフにして、キャブレター内のガソリンを空っぽにしておくこと。コレ重要です。キャブレター内の狭い燃料通路がゴミ等で詰まるのを防ぐことができます。

 

ガソリンは満タンにすべし!

続いてはガソリンタンクの保護。それには、ガソリン満タンが基本。空気は結露しやすいので、ガソリンタンク内の空気を減らしておく、という作戦です。これを行っておくと、ガソリンタンク内の錆発生を抑えることができます。

 

バッテリーを外すべし!

普通に乗り続けていれば、バッテリーの寿命は数年程度ですが、冬眠期間のように中長期間乗らない場合は、車体から外して室内保管しておくと良いでしょう。外すときは、必ず黒から赤の順番です。お間違えの無いようご注意ください! 装着するときは、逆の順番です。

 

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