レーシーに攻める!自分のハーレーをカフェレーサー風に仕上げる

投稿日:2016-08-05

カフェレーサーというカスタムは、イギリスのモーターサイクルと音楽とファッションが融合して生まれた文化から生まれました。カフェに集まっていかに自分のバイクが速いかを自慢しあって、カスタムに明け暮れていた若者のカルチャーが発祥と言われています。とにかく速さを追い求めるので、当時のレースマシンを模したカスタムが流行り、その波は世界中に広がっていきました。

ハーレーも意識させたカスタム

大排気量バイクとしてトップに君臨していたハーレー・ダビッドソン社でしたが、ヨーロッパかで作られたコンパクトで俊敏なバイクにレースシーンで負けはじめ、スポーツスターを作り出したのと同じく、カフェレーサーのスタイルに負けてはならないと、1977年にスポーツスターをベースとした「XLCR」という完璧なカフェレーサーマシンを作り出しました。ちなみに生産台数は3,600台。

カスタムポイントは?

ハーレー・ダビッドソン社自ら作り出したカフェレーサーは、今でも中古車市場では高額で取り引きされていますし、今年からスポーツスターシリーズに加わった「ロードスター」も、カフェレーサー・スタイルとして新たな提案です。そこで、どんなカスタムがカフェレーサー・スタイルのポイントかを考えましょう。

なんといっても低く戦闘的なハンドル!

本来ならば、セパレートハンドルやコンチネンタルハンドルなどを装着し、極端な前傾姿勢にするのが基本ですが、疲れやすく快適性を著しく損なうので、このくらいの低さのハンドルの方がハーレーには良いでしょう。

レーシーな雰囲気のもう一つのポイントはコレ!

ハンドルと共に大切なカスタムポイント、それはフロントカウルです。ライト周りの印象をがらりと変えてくれ、低いハンドルと相まって、グッとレーシーな雰囲気を演出してくれます。

なお、取り付けにはステーの加工などが必要ですが、タンクの上に身体を密着させてカウルの中に伏せればいつもとは違う景色になること間違い無しです。

潔さもポイント

他には、細くて長めのガソリンタンクやバッグステップなどもポイントですが、やはりシングルシート(ソロシート)も必須アイテムとして外せません!

タンデム(二人乗り)をしたいと思うこともあるでしょうが、そこは潔く諦めてシングルシート(ソロシート)を装着すれば、あなたのハーレーも今日からカフェレーサースタイルに様変わりです。

このような形状のシートは、本来カフェレーサー・スタイルのそれとは異なりますが、装着してみるとかなりレーシーなイメージに近づきます。

今年の秋は、愛車のハーレーを思いっきりカフェレーサーに仕上げて、レザージャケットにエンジニアブーツで、ビシッとキメてみてはいかがでしょうか。

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