ハーレーカスタム講座~キャブレター

投稿日:2016-12-09

混合気を作り出しエンジンに送り込んでくれる、無くてはならないパーツ、キャブレター。通常のバイクでは、エンジン後方に配置されオイルタンクやサイドカバーなどであまり目立たない存在になってしまうものです。しかし我らがハーレーでは、V型の中心に鎮座し、表に向けて装着されるので、とにかく目を引く存在です。

ルックス重視派はこちら

純正が一番という意見は、ハーレーオーナーの大多数ではないでしょうか。特に現在のインジェクション車両ではインジェクション交換やインジェクションをキャブ化するカスタムは一般的ではありません。性能的には満足なインジェクション車両でも、見た目が他と一緒なのは面白くないというハーレーオーナーも多いのではないでしょうか。そんな方々には、こんなパーツがオススメです!

エアクリーナーだけを交換することで、エンジン回りの見た目をガラリとイメージチェンジできます。ノーマルの高い性能はそのままに、それでもルックスに変化を求める方にオススメです。

何をを選ぶか、それが問題!

キャブレター車両で純正のキャブレターを交換したいという人には、大きく分けて3種類の考え方があるのではないでしょうか。
1:もっとパワフルな味付けにしたいという、キャブレター性能の向上を目指すユーザー。
2:三拍子を出して雰囲気を楽しみながらも性能的にも落としたくないユーザー。
3:チョッパーテイストを高めてそれほど多く見ることがないキャブをと考えるユーザー。
よりパワーを求めるのならケイヒンのCRキャブなどがありますが、何といってもやはりハーレーにはこちらのキャブレターでしょう。

S&SのEキャブではないでしょうか。何よりも有名なティアドロップ型のエアクリーナーのカッコ良さはもちろん、ハーレーエンジンと相性も良く加速性能や高速走行などでも有利な”Eキャブ”は多少燃費は悪くなることが多いですが、高性能を求めるユーザーにはピッタリです。
トルクフルなハーレー、モアパワーよりももっと鼓動をというユーザーにはこちら。

S&Sと人気を二分するのが”SUキャブ”でしょう。ショベルのような三拍子を求めるのなら”SUキャブ”と点火系をセミトラかポイントにというのが人気のカスタムのひとつでもあります。ティクラーを指で上下させてガソリンを送り込むのも儀式めいていてハーレーにはよく似合います。
最後に高性能なレースシーンでも使われながらチョッパーなどにも人気なのがこちら。

S&Sの”Bキャブ”ではないでしょうか。
エアクリーナーなしのファンネル仕様が雰囲気をぐっと盛り上げてくれます。チョッパーでキックオンリー+”Bキャブ”のセットアップはある意味男らしさすら感じてしまいます。
キャブレターカスタムでエンジンの性能をより引き出しながら、見た目もがらりと変えてしまう、ハーレー乗りなら誰でも一度は考えるカスタムです。まだキャブレターをカスタムしていないという方は、よく吟味して、自分にあったキャブレターをチョイスしてみてくださいね!

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