絶対つけるべき!アイドリングを簡単に調整できるパーツ

投稿日:2016-12-16

ハーレーのキャブレターは寒いときにはチョークを引いてエンジンを始動しますが、暖機運転状態で完全に温まるのを待てる環境の方はなかなかいないと思います。近隣への騒音を考えれば音の大きなハーレーはなるべく早めに走り出さなければならないのが普通ではないでしょうか。
そんな時にチョークを引いたまま走り出し、少しずつ戻していくのでしょうが、そんなときに合わせて使うとさらに便利なパーツがあります。

アイドリングを常に安定させる

キャブレターのセッティングはなかなかシビアなので、一度出したセッティングは、滅多なことがない限り変えないほうが良いでしょう。ですので各部のネジ(スクリュー)はしっかりと把握していないのなら触らない方が良いですが、一箇所だけ、開閉をマメに行うと便利なネジがあります。それこそがアイドリング調整ネジ「アイドルスクリュー」です。
暖かい季節でもエンジンスタート直後アイドリングが落ち着くまで、アクセルを開けている方も多いでしょうが、そんな時にアイドリング調整が簡単に出来れば、落ち着くまでは回転数を高くして徐々に下げて行けばいいので、アクセルを開けすぎたり、逆に止まりそうになってしまうこともなくなわけです。

これさえあれば、エンジンが暖まるまで落ち着かなかったアイドリングもバッチリ調整できます。

S&S製キャブレターなどにも最適

S&S製のキャブレターにはチョークがなく、その代わりにエンリッチナーが付いています。これは冷えたエンジンを掛ける際にチョークと同じ役割をしますが、エンリッチナーを引いたままで走るとかぶってしまうので、エンジン始動後は直ぐに戻すことになります。ですので「アイドルスクリュー」は、S&Sキャブレターを付けている方にも絶対にオススメです。
各種キャブ対応のアイドルスクリューがあり、取り付けも簡単なので、自分のキャブレター用を装着しておきましょう。

旧車にも必需品

旧車は特にアイドリングの安定は走るための絶対条件となります。どれほどエンジンの掛かりが良いバイクでも、交差点でエンストし慌ててキックを踏むのは、カッコイイものではありません。ちょっとでもアイドリングが不安なら、その場ですぐに上げ下げできるので、不意のエンストも少なく出来ます。
アイドリングの調整が簡単にできるというだけのシンプルなパーツですが、有ると無いとでは大違い! ハーレーに乗るのがもっと楽しくなる、超オススメパーツです。

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