ハーレーでロングツーリングに行く際に絶対持っていくべき工具

投稿日:2016-12-20

「ロングツーリング」、何とも心躍る響きではないでしょうか。ホテル泊でのツーリングでもキャンプツーリングでも、”ロング”の一言が増えるだけで気分がまったく違うものです。ホテル派の方は着替えや雨具、キャンプ派ならキャンプ道具等々、得もいえぬ高揚感に包まれながら、入念に持ち物リストをチェックするのではないでしょうか。それともうひとつ、忘れてはいけない大切なアイテムがあります。それは、もしものための工具類です。持っているだけで安心感もまったく違うので、使う機会がないとしても必ず持って行きましょう。

絶対的必須アイテムNo1「プラグソケット」

キャブレター車である以上、絶対に持っておかなければならないのは「プラグソケット」です。プラグは簡単な事でかぶってしまいます。かぶってしまえば数分間はエンジンが掛かりにくくなりますし、そんな時にセルを回し続ければ、当然バッテリーも弱ってしまいます。そんな時には、プラグを外して拭き取るだけですぐに復活する場合がほとんどです。もしもそれでも駄目なら、プラグを交換する必要がありますが。

プラグを外す際に必要な工具といえば、これがなければどうにもなりません。慣れていれば小型のモンキーなどでも問題なありませんが、プラグのネジを駄目にしてしまうと、ネジ山を切り直すにもエンジン内部に直結しているので大変な作業です。専用工具を使い、しっかりと脱着しましょう。

絶対的必須アイテムNo2「ソケットセット」

ハーレーは稀に見る振動が大きい乗り物です。しかしその振動が乗り手の心を掴む要素であることも間違いないので、振動を抑えるのは寂しいものです。バランサーなどエンジンの進化や、ラバーマウントで振動はだいぶ減ってきましたが、それでも他社のバイクに比べれば大きいです。振動が大きいとどうなるのかというと、そう、各部のネジやボルトが緩みやすくなるのです。それに例えばどこかのパーツが壊れ予備パーツを持っていたとしても、たまたま近所のホームセンターで売っているもので代用できたとしても、これがなければどうにもなりません。それが「ソケットセット」です。これがあれば、ハーレーの重要な部分のボルトに対応できるので、緩んでも増し締めできるほか、パーツ交換もバッチリです。
※ハーレーの場合はインチサイズなので、ミリサイズの工具を買わないようにご注意ください!

絶対的必須アイテムNo3「ラチェット」

そして、「プラグソケット」、「ソケットセット」どちらも、「ラチェット」がなければ使い物になりませんので、一緒に揃えておきましょう。

ラチェットがなければレンチのセットでも良いのですが、ソケットの方が作業効率があがるほか、かさばらないという利点もあります。ただし、場所によってはラチェットが入らない場合もあるので、併用するのが最も良いでしょうが、あくまでも出先なので、最低限「プラグソケット」「ソケットセット」「ラチェット」だけは持っておきましょう。

絶対的必須アイテムNo4「パンク修理キット」

ロングツーリングには「パンク修理キッ」トもあるにこしたことはありません。パンクほど意気消沈するトラブルはありませんし、それを自己解決できるという安心感は、雨具やホッカイロ以上に心強いアイテムです。

絶対的必須アイテムNo5「プラスマイナスのドライバー」

ほぼ100%の方が持っていくであろう工具なので、記載する必要もないと思っておりましたが、持ち物リストとしてご活用いただくことを考慮し、念のためあげさせていただきます。それが「プラスマイナスのドライバー」です。この工具を携帯する重要性については、周知の事実ですので、割愛させていただきます。

いかがだったでしょうか。ロングツーリングで絶対的に必要な工具5点をあげさせていただきましたが、あれもこれもと最初からすべて揃えるのは大変です。ツーリングを重ねることで、徐々に自分に必要な工具の取捨選択が出来てきます。
ロングツーリング中にトラブルで困っても、少なくとも国内である限りどうにでもなりますし、多少の苦労は良い思い出になるものです。ロングツーリングをおもいきり楽しもうと思う気持ちも、大切な”アイテム”ではないでしょうか。

このページのTOPへ