冬もハーレーを楽しみたい。寒さ対策で快適ツーリング!

投稿日:2015-03-25

秋から冬にかけては、寒いという理由でハーレーに乗らなくなる人が多いですよね。しかし、オーバーヒートの心配がない冬は、ハーレーにとってベストなシーズンだと言えます。ここでは、冬にハーレーを楽しむための寒さ対策についてご紹介します。

冬仕様にカスタムする

寒さ知らずで走りを楽しむために、ハーレーを冬仕様にカスタムしてみてはいかがでしょうか。

大型スクリーンを装着し、バッテリー電源を使用したグリップヒーターや、シートヒーターを装備。グリップヒーターとシートヒーターは、いずれも純正品、社外品を問わず、専用品(純正のシートヒーターはツーリングファミリー用)が発売されています。この3点セットがあれば、真冬のツーリングも快適です。

しかし、カスタム費用が高額になってしまうことが難点。特に純正シートヒーターは、15万円以上と手が出しづらい価格です。予算的に難しい場合は、社外品から手頃な価格の商品がリリースされているグリップヒーターだけでも装着すると、暖かさに違いが出ます。スタイルが気に入らないという人もいますが、ハンドウォーマーと併用すれば、さらに保温性が上がります。

防寒性のあるウェアを選ぶ

カスタムした自分の愛車に、野暮ったい大型のスクリーンはつけたくないと言う方も多いでしょう。そういった場合は、バイクではなく、ライダーの装備を充実させることをおすすめします。

ハーレーオーナーのマストアイテムと言えば、革ジャケット、革パンツ、チップスですが、これらは暖かい季節がくるまで仕舞っておきましょう。なぜなら革製品は、保温性が低いうえに、革が冷えて体温を奪ってしまうからです。

寒い季節におすすめなのは、バイクウェア専用メーカーのウォームジャケットとパンツです。防水性があるものを選べば、雨の日でも快適なツーリングを楽しめます。インナーの取り外しができるものもあるので、季節に応じて調節できます。真冬など寒さが厳しい季節は、アウトドア用のインナーシャツやパンツを合わせて着用すると良いでしょう。

防寒性のあるヘルメットを選ぶ


半キャップ、ジェットヘルメットは、防寒性が劣りますが、レーシーなフルフェイスのヘルメットはハーレーに似合いませんよね。

スタイルを気にするハーレーオーナーには、アメリカのシンプソンのフルフェイスヘルメットがおすすめ。シンプルでスタイリッシュなデザインなので、ハーレーにマッチします。ただし、フルフェイスであっても首はカバーできませんので、ネックウォーマーは必須アイテムだと言えるでしょう。

どうしても半キャップ、ジェットヘルメットを被りたいという方は、スキーやスノーボード用のフェイスマスクの着用を検討してみてはいかがでしょうか。

防寒性のあるグローブを選ぶ

ハンドルを握る指先は最も冷えやすい部分です。グリップヒーターとハンドウォーマーを設置できない場合は、バイク用のウィンターグローブを着用しましょう。

スキーグローブのような厚手のグローブであるため(スキーグローブでも代用できます)、操作性を犠牲にすることになりますが、クラッチを握るのもつらいほど指先が冷たいという事態は回避できます。また、普通のバイク用グローブにインナーグローブを合わせて着用するのも効果的です。

防寒性のあるブーツを選ぶ

ハーレーオーナーは、革製のブーツでかっこよくキメる人が多いですが、前述したとおり、革はそれ自体が冷えるので防寒性は期待できません。
冬のツーリングには、雪山登山が可能なゴアテックス製のトレッキングシューズがおすすめです。通気性と保温性を両立しており、厚手のソックスを履いても蒸れることがありません。何よりヘビィデューティーな武骨さが、ハーレーによくマッチします。

冬にバイクを楽しみたいのなら、防寒対策は軽視できません。最近では、高性能でオシャレなアウトドアウェアが増えていますので、センス良く取り入れることで、保温性とファッション性を両立させることができます。

また、過酷な状況で使用されることの多いミリタリーグッズも、冬のライダーにおすすめ。好みのウェアを身に纏って、冬のハーレーライフを楽しんでください。

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