ハーレーパーツメーカー~ANDREWS

投稿日:2015-03-25

カスタム好きのオーナーなら、「ANDREWS(アンドリュース)」の名を一度は耳にしたことがあるでしょう。二輪、四輪問わず、モータースポーツの世界では欠かすことができないメーカーです。
ここでは、最先端の技術で高品質のカムシャフト、トランスミッションギアを生産するANDREWSについてご紹介します。

ANDREWSの歴史

カムシャフトやトランスミッションギアの専門メーカーであるANDREWSは、1972年に創立されました。カムシャフトとは、4ストロークエンジンのバルブを開閉するのに使われるパーツです。カムシャフトが回転運動を往復運動に変えることにより、エンジンの出力を決定づける重要な役割を担っています。ANDREWSは、実に40年余りもこの部品の開発を続けてきています。

2002年には、アメリカ・イリノイ州に45,000平方フィートのオフィスとプラントを建設。これにより、最新技術と機器によって作り出されたANDREWSの製品が、素早く世界中に供給されるようになりました。

ハーレーのカスタム

ハーレーの定番カスタムと言えば、高性能のカムシャフトを組み込んでパワーアップを図る「ハイカム化」。パワーアップのためには、混合気を燃焼室にいかに効率よく充填させるかがカギになります。つまり、エンジンをどの回転域で一番使うのかによって、カムシャフトを変えなければなりません。

ANDREWSは、1972年の創業以来、ハーレーのカムシャフト、プッシュロッド、トランスミッションギア及び関連部品の設計、製造を行ってきましたので、豊富なラインナップの中からベストなパーツを選ぶことができます。

カムシャフトの選び方

カムシャフトの選び方に厳密なルールはありませんが、いくつかの基準となる項目があります。ANDREWSの製品は、大きく分けてストリートユースとレースユースのタイプがラインナップされていますので、まずはどちらをメインにするかを絞り込みましょう。
ストリートバイクは、最大トルクが低い回転数で発生するため、過激なカムシャフトよりマイルドなカムシャフトのほうがパフォーマンスは向上します。

逆に高回転、高出力のカムシャフトは、高速域ではじめてパフォーマンスを発揮するため、レースユース向きでしょう。ANDREWSのウェブサイトには、カムシャフトを選ぶためのチェック項目を掲載していますので、パーツ選びで迷った際はそちらを参考にしてみてください。

ツインカムの「カム」は、カムシャフトの略です。また、DOHC(ダブル・オーバーヘッド・カムシャフト)の「C」もカムシャフトのCです。昔の国産車やバイクには、これらの文字が自慢げに車体に躍っていました。

カムシャフトは地味な部品に思われがちですが、自動車やバイクの性能を左右するとても重要なパーツです。カスタムを考えている方は、カムシャフト一筋とも言える「ANDREWS」を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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