ハーレーパーツメーカー~ローランドサンズデザイン

投稿日:2017-01-24

ローランドサンズデザイン(略称:RSD)は、ハーレーのアフタ―パーツメーカーの中でも独自の世界観で他メーカーとは一線を画し人気を得ています。ビレット削り出しをはじめとする質実剛健でありながらスタイリッシュなデザインは、純正パーツに劣ることのない耐久性を保ちつつ、高い性能を持ち合わせています。パフォーマンスマシン(略称:PM)の創業者を父に持ち、レース等モーターサイクルカルチャーの中で育ったローランド・サンズだからこそ生み出せる、ハイスペックなパーツが魅力的なメーカーです。

ブレイクはここから

RSDといえば、何と言ってもエアクリーナーが代表作ではないでしょうか。「クラリティ―」という中が見えるエアクリーナーは、キャブレターの動きやガソリンの吹き出し具合がそのまま見られるという画期的なデザインで、後にタイマーカバーなどにも同デザインがラインナップされていきました。クリアな素材を使った中の見えるギミック的なデザインだけでなく、ハイフロータイプの高性能な設計となっております。


その後も革新的なデザインと高い性能でエアクリーナーの人気は、現在でも衰えを知りませんが、単なるエアクリーナーではなくブリーザーを含むキットとして販売されているのも特筆すべき点です。ハイフローが故の高いパフォーマンスを余すことなく発揮することを前提にしたエアクリーナーキットで、ルックスの向上と吸気系チューンの両方が出来てしまう、そんなスグレモノなのです。

機能美の極みを

エアクリーナーだけではなくビレット製品を得意とするRSDは、ペグやグリップなども多く販売されています。しかしその中にはビレット+メッキなどのありふれたものはなく、コントラストカットなど細部に至るまで徹底的にこだわりぬいたデザインのものばかりです。例えば、


フォークアジャスターにこれ程の作り込みを見せるメーカーが他にあるでしょうか。ショーバイクを製作するビルダーでもここまで作り込むのは難しいのでは? そう思わせるほどの美しさです。細部にいたるまで作り込まれた高いデザイン性と、高性能が兼ねられた機能美の極みを作り出すのもRSDの特徴です。

癖になる魅力

シートをカスタムしようと考えた時、いままで自身で培った知識や、ある意味、固定概念の中で理想のシート形状を思い描くのではないでそしょうか。しかし、RSDのデザインセンスは、シートひとつとっても良い意味で固定概念を覆してくれます。


もちろん奇をてらった形状だけではなく、職人の手仕事による高品質な製品作りや、人間工学に基づいた設計と素材チョイスで、ライダーの疲労を極力軽減してくれるシートです。他にも、


コントラストカットのエアクリーナーと同一デザインのガソリンキャップなど、ハーレーを丸ごと1台カスタムする前提で考えられた、トータルコーディネート的な小粋な演出も忘れていません。
先進的な作り込みや性能に拒否反応を示し、懐古主義に浸る方もいるかもしれませんが、使って納得、気が付けば癖になるのがRSDのパーツではないでしょうか。気になるパーツがあれば、試しに何かひとつだけでも装着してみてください。RSD製品の虜になってしまうこと間違い無しですよ!

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