ニューモデル2車種が世界初公開!「CVO ストリートグライド」と「CVO ロードググライド」に迫る!

投稿日:2023-06-09

予告されていた通り、ハーレーがCVOシリーズに属する2燃えるを世界初公開しましたね!「CVO ストリートグライド」と「CVO ロードグライド」です。

極めて注目度の高い両車ですから、今回は両車に共通する特徴を冒頭でご紹介しつつ、画像を中心にそれぞれをご紹介して行きます!

 

2023年モデルに追加されたCVO2車種

CVO ストリートグライド 2023年モデル

CVO ロードグライド 2023年モデル

2023年6月7日に世界初公開されたのはこの2車種。「CVO ストリートグライド」と「CVO ロードグライド」。

【シン・CVOモデルを解禁前にお勉強】ハーレーのCVOモデルについておさらい!

前回記事でCVOのなんたるかは復習しましたね!ハーレーが誇る最高級プレミアムモデルです。まずは両モデルに共通した特徴をご紹介して行きます。

 

パッと目につくのは新しくなったフェアリングでしょう。両モデルとも、ベンチレーションを内蔵した新フェアリングを装備していますが、そこにはLEDターンシグナルを内蔵したLEDシグネチャーライトが採用されています。

また特徴的なサイドベベルを与えられた容量22.7Lのガソリンタンクも新型が採用されています。

 

フロントフェンダーはトリミングが施されています。

また新型ホイール Combo Cast Laced(フロント 19 インチ/リア 18 インチ)も注目です!ブラックのマシンカットされたアルミ鋳造リムとレース状のスポークホイール(TPMS/タイヤ空気圧監視システムも搭載)で大胆なカスタムスタイルを表現しています。

 

新たなフェアリング&タンクに合わせてサイドパニアも新型とされています。

 

シート形状とシートパッド素材もアップデートされ、ロングツーリングの快適性が大幅に向上しています。ライダーの腰が背骨に対してニュートラルな位置になるシート形状となり、ライディング時の背中や首への疲労が軽減されます。

残念ながら画像がありませんが、足回りもアップデートされています。高性能な新SHOWA製サスペンションは従来のCVOモデルと比較してライダーの快適性を飛躍的に向上させています。フロントサスペンションは倒立タイプ。リアサスペンションのトラベル量は 2022 年モデルと比較し 50%増加(76mm)しています。

Brembo 製のブレーキコンポーネントも、フロントデュアルディスクブレーキはラジアルマウントのキャリパーを採用、卓越したブレーキフィーリングと性能を発揮し、ライダーの信頼性を高めています。

 

そして最後になりますが、最大の注目ポイントはエンジン!ハーレー史上最高となる総排気量1,977ccを誇る新たな空冷Vツイン、Milwaukee-Eight VVT 121 エンジンを搭載しています。VVT=可変バルブタイミングに加え、新たな吸気路とパフォーマンスエキゾーストシステムを備えたシリンダーヘッド冷却システムの改良(一部の水冷化)によりハイパフォーマンスを実現しました。

Milwaukee-Eight® 117 エンジンと比べトルクは約8%、馬力は9.5%それぞれ向上(115馬力)しており、VVTの搭載によりパワーバンドを広げトルクマネジメント効率を高めたことで、燃費は約3~5%向上しています。

排気バルブ周辺に焦点を当てた冷却システムの改良により、特に低速走行時や炎天下でのライダーの熱的快適性も改善しています。新型フェアリングと調整可能なエアコントロールベーンによって空力快適性も改善され、風洞実験では振動が、同等の 2022年モデルと比較して平均60%減少しています。

 

2023年モデル CVO ストリートグライド

CVO ストリートグライド2023年モデルの車両本体価格は、ここまでに掲載した標準カラーの「ダークプラチナ/ピンストライプ」が549万7,800円(税込)、この「ウイスキーニート/レイヴンメタリック」はオプションカラーとなり621万2,800円(税込)です。

 

2023年モデル CVO ロードグライド

「CVO ロードグライド」2023年モデルも同じ2色展開。

車両本体価格は標準カラーのダークプラチナ / ピンストライプが549万7,800円(税込)、オプションカラーのウイスキーニート/レイヴンメタリックが621万2,800円(税込)です。

このページのTOPへ