ツインショック・モノショックって何が違うの?
ハーレーをカスタムする際、重要な機能パーツでありながら、案外手を出しやすいのがリアショックです。基本的な知識として、ハーレーに限らずモーターサイクルのリアショックには、ツインショックとモノショックという2タイプがあることを知っておきましょう。
そこで今回は、ツインショックとモノショックの違い、それぞれのメリットとデメリットなどを簡単に説明して、最後に当店ネットショップのおすすめ商品をご紹介いたします。
ツインショックとモノショックそれぞれのメリットとデメリットは?
ハーレーダビッドソンに限らずモーターサイクルのリアショック構造は、リジッド、モノショック、ツインショックという3タイプが存在します。
リジッドとは、リアショックを装備しないタイプです。モノショックはリアショックが1本、ツインショックは2本という意味です。ハーレーの現行モデルでは、リジッドは存在せず、ほぼすべてがモノショックです。唯一、「ナイトスタースペシャル」のみがツインショックとなります。
リジッドのメリットは、シンプルなエクステリア=見た目がカッコいいということです。リアにショックが付いていないため路面からの振動を吸収することができず、乗り心地が悪いことがデメリットですが、そのデメリットを補って余りある魅力があります。
続いてはモノショックです。ハーレーダビッドソンの現行モデルは、ほぼすべてモノショックを採用しています。ハーレーの場合、「スポーツスターS」を除いては、見た目の美しさ=リジッドのように見えることを優先してモノショックが採用されています。本来的にはモノショックは高性能化を目指して開発されたものです。リンク比を変えることでサスペンションの衝撃吸収能力を変えることができたり、省スペースや軽量化にも寄与します。エンジン付近に配置されるため、デメリットとしては熱対策が必要であったり、メンテナンス性が低いことが挙げられます。
最後にご説明するのがツインショックです。1980年代頃の一般的なモーターサイクルでは、ツインショックが採用されていました。高性能化は難しいですが、コンベンショナル=一般的な機構であるため、シンメトリック=左右対称の姿が懐かしさを感じさせます。また、メンテナンスや交換がしやすいというメリットもあります。
当店おすすめの商品紹介
マクスポート 11インチサス スポーツスター クローム
品番:2800-2810
メーカー:MAXSPORT
価格:¥31,790(税込)
こちらは当店で販売しているツインショックです。マクスポートサスペンションは車種別専用設計のローダウン用サスペンションです。短い設定ながらも十分なショック機能を備え、足つき性と地を這うようなルックスを実現させています。5段階プリロード調整機能・専用レンチが付属します。
1979-2014年のXLモデルおよび1982-94年のFXRに適合します。(ベルトとベルトガードが干渉する場合はガードを外してください。)上下ボルト穴内径は約16mmです。
プログレッシブ スポーツ用11インチサス ブラック
品番:412-4005B
メーカー:PROGRESSIVE
価格:¥66,990(税込)
こちらはプログレッシブ412シリーズのツインショックで、ブラック仕上げです。
1979-2003年スポーツスター 1979-2003年のスポーツスターおよび1982-94年のFXRに適合します。取付時にベルトとベルトガードが干渉する場合はベルトガードを外してください。プリロード調整は5段階調整式で、専用のレンチが付属します。上下ボルト穴内径は約16mmで、各年式に対応するカラーが付属します。
ローダウンサスながらほど良い硬さと取付けによる足つき性の良さが魅力のサスペンションです。
マクスポート 11インチ・フルカバーサスペンション ブラック スポーツスター用
品番: 2800-2816
メーカー:MAXSPORT
価格:¥35,090(税込)
最後にご紹介するのもツインショックです。短い設定ながらも十分なショック機能を備え、足つき性と地を這うようなルックスを実現させています。5段階プリロード調整機能・専用レンチが付属します。
1979-2014年のXLモデルに適合し、ノスタルジックなカバードタイプはどんなスタイルにもマッチします。