自賠責保険が13年ぶりに値上げ!改めて自賠責保険やハーレー専用任意保険について勉強しよう!

投稿日:2026-07-03

実は今年、私たちバイク乗りにとって非常に重要なニュースが発表されました。2026年11月1日より、自賠責保険料が約13年ぶりに引き上げられることが決定したのです。「そもそも、なぜ値上げされるの?」「自賠責保険と任意保険の違いって何だっけ?」……そのような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、保険の基本から、ハーレーオーナーだからこそ知っておきたいハーレー専用保険まで、わかりやすく解説します。

 

自賠責保険と任意保険、その違いとは?

バイクの保険には、大きく分けて「自賠責保険(強制保険)」と「任意保険」の2種類があります。まずは、それぞれの役割の違いを改めて整理しておきましょう。

 

1. 自賠責保険(強制保険)

自賠責保険は、法律によって加入が義務付けられている保険です。公道を走るための最低条件であり、加入していなければ走行できません。

最大の特徴は、「対人賠償のみ」が補償対象である点です。自賠責保険では、交通事故で他人を死傷させてしまった場合に限り、保険金が支払われます。また、支払限度額には法律で定められた上限があります。

一方で、「自分自身のけが」「相手のバイクや車」「ガードレールなどの物損」は補償対象外です。そのため、相手への賠償額が高額化している現代においては、自賠責保険だけで万全とは言えないのが実情です。

 

2. 任意保険

任意保険は、自賠責保険でカバーしきれない部分を補うために、自らの意思で加入する保険です。自賠責保険では補償しきれない対人賠償を無制限に設定できるほか、対物賠償、自身のけが、盗難など、さまざまなリスクを幅広くカバーできます。

ハーレーのように高額で車格の大きなバイクは、修理費用も高くなりがちです。任意保険は、大切な愛車とご自身の生活を守るための、まさに「必要不可欠な備え」と言えるでしょう。

 

ハーレー専用のモーターサイクル保険もあります

「任意保険ならどこも同じでは?」と思われるかもしれませんが、ハーレーオーナーには、ハーレーダビッドソン公式が提供する「ハーレー専用のモーターサイクル保険」という選択肢があります。

一般的な自動車保険とは異なり、バイク特有のリスクや、ハーレーという車両の特性に寄り添ったプランが用意されている点が大きな特徴です。

  • 充実したロードサービス: 出先でのバッテリー上がりやガス欠はもちろん、レッカーサービス、さらに宿泊費や帰宅費用までサポートされるプランもあります。ハーレーの正規ディーラーネットワークを生かした安心感は、ロングツーリングにおいて大きな魅力です。

  • カスタムを含めた補償: ハーレーの醍醐味のひとつがカスタムです。専用保険であれば、愛車に注いだこだわりやカスタムパーツの価値まで考慮して補償してくれるケースも多く、一般的な保険よりも納得感のある補償内容が期待できます。

  • 24時間365日のサポート体制: 万が一のときに頼れる専門のサポート体制があるだけで、ツーリング中の安心感は大きく変わります。

これまでハーレー公式が案内していたのは「モーターサイクル保険」1種類でしたが、最近ではニーズの多様化に合わせて2種類になっています。ひとつは「モーターサイクル保険」、もうひとつは「車両+盗難保険」です。

 

ハーレー専用の「モーターサイクル保険」は、一般的な任意保険として利用できるイメージです。

 

一方、「車両+盗難保険」は、愛車そのものに対して備える保険です。せっかくカスタムした車両の価値を守るための保険と考えるとわかりやすいでしょう。

もし現在、一般的な自動車保険にしか加入していないという方は、ぜひ一度「ハーレー専用の任意保険」も比較検討してみてください。ハーレーを長く、安心して楽しむための選択肢が広がります。

 

ハーレーの場合、自賠責保険料は880円の値上がりに

さて、本題の自賠責保険の値上げについてです。2026年11月1日より、全車種平均で約6.2%の引き上げが決定しました。

では、実際にどのくらい上がるのでしょうか。ここでは、250cc超のハーレーを例に見ていきます。最も一般的な「車検時の24か月契約」における料金変更は、以下のとおりです。

契約期間 改定前 改定後(2026年11月1日〜) 差額
24か月(2年) 8,760円 9,640円 +880円

※離島・沖縄を除く一般的な地域の料金です。

24か月契約では、880円の負担増となります。大きな金額ではないとはいえ、決して無視できる金額でもありません。

新料金は、「2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約」から適用されます。満期が近い方は、10月中に手続きを済ませることで、現行料金のまま継続できる可能性があります。ご自身の自賠責保険の有効期限を、この機会に確認してみましょう。

 

自賠責のステッカーを紛失したら

最後に、うっかり起こしがちなトラブルについて解説します。ナンバープレートに貼る「保険標章(ステッカー)」を、洗車やカスタムの際に誤って剥がしてしまったり、紛失してしまったりした場合は、どうすればよいのでしょうか。

結論から言うと、再交付の手続きは可能です。

  1. 契約した保険会社を確認: 自賠責保険証明書で、どこの保険会社(または共済)で加入したかを確認します。

  2. Webサイトや専用窓口を利用: 多くの損保会社では、公式サイトからステッカーの再交付申請が可能です。

  3. 証明書を持参して相談: 保険会社の支店へ行く場合は、保険証明書(原本)を忘れずに持参してください。

どこの会社で加入したか忘れてしまった」「手続き方法がよくわからない」という場合は、車検でお世話になっているショップに問い合わせてみるのもよいでしょう。店舗で管理している車両であれば、契約状況を確認したうえで、必要なサポートを受けられる可能性があります。

保険とは、普段はあまり意識しない「見えないお守り」のようなものです。しかし、いざというときには、あなたのバイクライフをしっかり支えてくれます。

13年ぶりの値上げをネガティブに捉えるのではなく、「自分の保険を見直すよいきっかけができた」と前向きに考えてみてはいかがでしょうか。

参考:H-D専用保険
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