バイクシーズン到来!春から快適に乗り出す前に点検しておきたいポイント5つ

投稿日:2016-06-07

冬の間ガレージで冬眠していたハーレー。陽射しの暖かさと共に今年も動き出すシーズンがやってきました。嬉しさの余りエンジンを掛けてすぐにでも走り出したいでしょうが、ちょっと待って下さい!
人間も起きて直ぐに激しく動くのは厳しいものです。ハーレーだって同じこと、しっかりと点検してから走り出しましょう。

1:バッテリー「電圧をチェック」

バッテリーの電圧は放置しているだけで徐々に落ちます。走り出して何事もなく充電されるのであれいば良いのですが、古いバッテリーだと走行中にいきなり機能停止して走行不能になる場合もあります。テスターで電圧をチェックして12ボルトを下回っているようなら充電器で充電しましょう。充電器がない方は近所を走り回り戻って再計測。それで電圧が上がっていないようならバッテリー交換をオススメします。

2:エンジンオイル「オイルはバイクの血液です」

オイルが適正量入っているかどうかは必ずチェックしましょう。交換後に走行距離は少なくても、半年以上換えていないのなら交換をオススメします。オイルにも鮮度があり、普通に劣化しますので、なるべく新鮮なものを使いましょう。
また、ショベル以前の旧車の場合、ひさしぶりにエンジン始動してみたら、下がったオイルがブリーザーホースから噴出すこともありますので注意しましょう。

3:タイヤ「タイヤのチェックも忘れずに」

タイヤの減りやヒビはもちろんですが、空気圧は自然と抜けてしまいます。しっかりと規定量のエアが入っていない状態だと、ハーレーを押のも重いし、走行時に横滑りして危険です。燃費も著しく落ちてしまいますし、とにかく良いことはありません。タイヤの目視チェックとエアーが適正量入っているかどうかも忘れずに調べましょう。

4:増し締め「落とし物には気を付けましょう」

ハーレーの魅力のひとつは何といってもそのバイブレーションですが、その魅力がウイークポイントになることもあります。というのが、振動によりボルト類が緩んでいることが多々あるのです。特にエンジンがリジットマウントの車体は要注意です。
走行中に思わぬパーツの落下などが考えられますので、各部のボルト類の緩みがないかどうかチェックし、増し締めしておきましょう。エンジンから離れるほどに振動は大きくなるので、特にマフラーやフェンダーストラット近辺などは念入りにしましょう。

5:スパークプラグ「消耗品だと割り切りましょう」

バッテリーが正常でもスパークプラグが弱っていると、しっかりとした爆発が出来ないのでエンジン性能も当然落ちますし、スラッジなどが貯まりやすくなり良いことはありません。そこで、プラグも定期的に交換してあげるのが良いでしょう。
また、クラッチやアクセルなどのワイヤー類も消耗品です。握った時に違和感があったり、重くなってきたりしたら早めに交換しましょう。どちらも切れてしまうと走行が困難になります。
基本的なメンテナンスをして今シーズンも快適なバイクライフを楽しみましょう!

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