バイク整備が楽になる。あると便利な整備アイテム

投稿日:2015-03-25

バイクは「乗る」ことだけでなく、「いじる」ことも楽しみの一つです。自動車に比べて、修理やカスタムがしやすいのもバイクの良さだと言えるでしょう。せっかくバイクオーナーになったのなら、簡単なメンテナンスは自分でできるようになりたいですよね。ここでは、バイクの整備の際にあると便利なアイテムについてご紹介します。

整備用グローブ

プロのメカニックは、メカニックグローブと呼ばれる専用のグローブを使用しています。耐油性があり、指が動かしやすく、滑りにくい工夫がされているため、スムーズに作業することが可能です。

軍手で代用することもできますが、細かな作業を行う際は指先の感覚が重要になるため、軍手を外してしまう方が多いようです。素手での作業は、手荒れやケガの原因になりますので、頻繁に整備するようであれば、メカニックグローブを用意したほうが良いでしょう。

パーツトレー

バイクの修理やカスタムでは、取り外したネジやワッシャー、スプリングなどの細かなパーツを失くさないように、パーツを入れておくトレーがあると便利です。通常は、ステンレスやアルミ製の長方形のバットを使用しますが、浅い入れ物であればどんなものでも構いません。

複数用意して、パーツやボルトのサイズによって使い分けるなどの工夫をすると、作業がスムーズになります。

フレキシブルマグネット

フレキシブルマグネットとは、先端にマグネットが付いたグニャグニャと曲がる棒で、フレームの入り組んだ場所のネジを締めるときの補助や、入り組んだ場所にうっかりパーツを落としてしまったときの取り出しなどに使います。なくても作業はできますが、あるととても便利なアイテムです。

100円ショップでも売っていますが、品質の良いものを希望するならば、DIYショップなどで1,000円程度のものを購入すると良いでしょう。

電動ドライバー&インパクトレンチ

作業効率を考えるなら、電動工具は必須アイテムです。電動ドライバーはネジの付け外し、電動ドリルは加工のための穴あけ、電動インパクトレンチはホイールの取り外しなど、力が必要な作業で活躍します。

一度購入すると長く使えるものですし、手作業よりもしっかりと締め付けることができます。値段はピンキリですが、ネジを痛めないようトルク調整ができるものを選ぶのがポイントです。

油圧式フロアージャッキ

バイク専用のリフトジャッキは、ジャッキアップしても垂直を保つことができるので、タイヤ交換に便利です。

ただし、自動車も所有している方には、兼用の油圧式フロアージャッキがおすすめ。ハンドルを上下するだけで簡単にリフトアップできるので、ホイール交換や下回りの修理に便利です。車重に応じてさまざまなタイプが販売されています。バイクに使用する場合はスタンドや壁を使い、倒れないよう十分注意してください。

パーツクリーナー

シュッと噴射してひと拭きでOK!パーツの洗浄や脱脂のためのケミカル製品も用意しておきたいアイテムです。以前は金属部分のみ使用可のものが多かったですが、最近のパーツは樹脂と金属の混合が多いため、両方に使えるタイプが発売されています。
ただし、ゴム部分への使用は劣化の原因になるので避けてください。

自分でどのくらい作業をするかによって、必要なアイテムが変わってきます。最初から全てを揃える必要はありませんので、自分の技量に合わせて少しずつアイテムを増やしていきましょう。

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