揃えておきたいハーレー用の工具

投稿日:2014-11-04

バイクのメンテナンスを行なう上で、工具は必須です。メンテナンスはショップに任せている方でも、急なトラブルに対応するためにもある程度は工具を揃えておくことをおすすめします。バイクによって必要な工具も変わるため、お持ちのバイクに合った工具を用意しましょう。

ハーレーに必要な工具

ハーレーはアメリカ製のバイクです。アメリカではインチ規格が採用されていますが、ハーレーにはミリ規格の部品も使用されていることがあるので、工具はミリ規格とインチ規格の両方が必要になります。
また、星型のトルクスねじも多用されていますので、それに対応したレンチも必要です。
ハーレーは購入時にある程度の工具が付属されますが、複雑な箇所にあるボルト類は付属の工具セットだけでは整備できないこともあります。ハーレーの車体に合わせて別途工具を揃える必要があります。

日常点検に使用する工具は以下です。

  • ・ラチェットハンドル
  • ・エクステンション
  • ・スライディングハンドル
  • ・ユニバーサルジョイント

上記の工具にバイクのボルトに合ったサイズの、以下のソケットを揃えましょう。

  • ・ボックスソケット
  • ・六角ソケット
  • ・トルクスビットソケット

これらの工具はセット販売されているものもあります。最初はセット購入にして、比較的安価で最低限必要なものだけ用意しておくのもいいでしょう。
セットに加えてオイルフィルターレンチは必ず用意しておきます。
初心者の方は、いきなり色々な工具を揃えずに、まずは少ない工具で整備を始め、知識や経験が増えてきたら、その都度必要な工具を増やしていくとよいでしょう。
車体各部について熟知するに従い、どのような形状の工具が最適であるか、自ずと分かってくるものです。
メンテナンスに慣れ、頻繁に行なうようになれば品質のよい工具を用意した方がよいかもしれません。
高品質なものは寸法がより正確で、ネジやボルトを潰してしまうことも少なく、強度も高いため長く使うことができます。

工具の使い方を理解してから

メンテナンスを始める前に、各工具の正しい使い方をしっかりと覚えましょう。間違った使い方は車体や部品を傷める原因になります。
工具を適切に使って定期的に各部をチェックしていれば、さまざまなトラブルを回避することができます。
整備不足から大きなトラブルに発展した場合、修理代が高額になることがあります。また、移動先で故障した場合は、高額の費用を払ってレッカーを依頼しなければなりせん。
安心してハーレーを楽しむためにも工具は必ず用意しておきましょう。

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