ハーレー好きが選ぶハーレーの人気モデルTOP5

投稿日:2015-01-16

100年以上前から今日に至るまで、ハーレーは数多くのモデルを誕生させてきました。今回はハーレーを愛する当社のお客様に行ったアンケートをもとに、「ハーレー好きが選ぶハーレーの人気モデルTOP5」をご紹介します。

ランキングの前に、ハーレーの3つの区別方法についてご説明します。
まずはナックルヘッド、パンヘッド、ショベルヘッドなど、エンジンの種類による区別です。ナックルヘッドは1936年以降の製造、パンヘッドは1948年以降の製造など、搭載しているエンジンによって年式が違います。
次にツーリングファミリー、ダイナファミリー、スポーツスターファミリーなどのファミリーによる区別です。スタイルやタイプによって現在6つのファミリーが存在しています。
最後にFLHやFXSなどの記号による区別です。はじめの2文字はファミリーを表しています。なお、現行モデルの表記は下記のとおりです。

FL:クラシカルモデル(ソフテイル&ツーリングファミリー)
FX:スポーツ&カスタム系モデル(ダイナファミリー及び一部のソフテイルファミリー)
XL、XR:(スポーツスターファミリー)

その後ろの記号はモデル名を表します。

XL883Nはスポーツスターのアイアン883
XL883Lはスポーツスターのスーパーロー883
FXDWGはダイナのワイドグライド
FXDBはダイナのストリートボブ
FLSTFはソフテイルのファットボーイ

また、古いモデルだとFL、EL、FXなどのように記号が車名になっているモデルもあります。この基本をふまえて、ランキングを見てみましょう。

第1位 FLH1200

栄えある第1位は、FLH1200が獲得しました。アンケートでは、「自分の中でのハーレーのイメージにピッタリ。70年代の雰囲気が良い」、「憧れの一台です」といった声が多く、クラシカルで堂々としたスタイルが人気の理由。
また、「腰上はショベル、腰下はパンのエンジンに惹かれた」、「パンヘッドあたりの年式で特にエンジン自体が好き」、「ショベルの独特の鼓動感と、野暮ったさがカッコいい」など、ハーレーオーナーらしくエンジンのフィーリングについての意見も多く寄せられています。

第2位 FLH

1978年に排気量を1340ccにアップしたFLHが第2位。「初めて見たハーレーがFLH、今でもその時の衝撃が忘れられずオーナーになった」という人や、「程よくビンテージ感があり、パーツも入手しやすく乗っていて楽しい」など、カスタムのしやすさを理由に挙げる人もいました。

第3位 FXS

ビンテージハーレーの中でも人気のFXSが第3位に滑り込んでいます。FXSは「自分の生まれた年のローライダーモデルがあるから」、「自分の少年時代に新車では走っていたのを見て憧れていたから」など、ノスタルジックな回答が多く寄せられています。

第4位 FL

発売された1948年にちなんで、日本のオールドファンが「ヨンパチ」と呼ぶクラッシックモデル「FL」。
スプリンガー・フォークを採用したハーレー最後のモデルで、二本のレッグと剥き出しになったコイルスプリングの武骨なスタイル。アンケートでは、「スプリンガー、パンヘッドのクラシックな感じがとても好き」などの回答が寄せられています。
現在は、FLを受け継ぐソフテイルファミリーが販売されています。

第5位 FLSTF

ファットボーイの愛称通り、「FLSTF」はちょっと太めのデザインが特徴。アンケートでは、「ソフテイル系の中でも、とてもファットな感じとディッシュホイールが魅力」、「ソフテイル特有のボリューム感、佇まいを感じる」という褒め言葉もあれば、「太っちょで個性的」と少し揶揄するような回答もありました。
また、「クラシカルな形が好きだが、ヘリクラやローキンほどクラシックモデルではなく、攻めたい時に気持ちよく走れるバイクを選んだ」と言う、考え抜いて購入したことを伺わせる回答も寄せられています。

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