ハーレーに乗るときの服装は?

投稿日:2015-01-16

ライダーはバイクと服装のマッチングを気にする人が多いもの。特にルックスを重視するハーレーのライダーにとって、「自分とハーレー」は永遠のテーマ。常にカッコ良さを追い求めていると言っても過言ではないでしょう。

ここでは、ハーレーに乗るときの服装についてご紹介します。

レザージャケット

レザージャケットは、男女問わず多くのライダーに愛用されています。しなやかで丈夫なため、転倒時にはライダーの身体を守ってくれますし、なにより武骨なイメージがハーレーにマッチします。

ハーレーブランドからもスタイリッシュなレザージャケットが多数リリースされていますし、いかにもアメリカといったデザインが多いブランド「ショット」のジャケットも大人気。レーシーなシングルタイプ、どっしりと構えたダブルタイプのライダースが定番ですが、あえてハーフコートやボア付のジャンパーを選ぶのも洒落ています。

ファッション性に優れているレザーですが、風を通さないため夏場は熱く、冬は皮が冷えて保温性が低いと言う欠点があり、着られる期間は限られています。

また湿気に弱いため、濡れたままにしておくとすぐカビが生えてしまいます。雨の日は着ない、濡れたら乾かす、専用オイルを塗って通気性の高い場所に保管するなどの手入れが必要です。

 

カジュアルスタイル

ゴリゴリのハーレースタイルではなく、街を歩く感じでファッションを楽しみたいと言う若いライダーや女性に人気のあるカジュアルスタイル。スタジャンやスカジャン、ダウンジャケットなどがマストアイテムです。

ただし、ファッション性の代償として、転倒時の耐久性は望むことはできません。長袖にする、ブーツを履く、フルメットを被るなど、ダメージを抑える工夫をしてください。

また、エンジンやマフラーは高熱を帯びていますの、足や内ももを火傷しないよう十分に注意しなければなりません。

 

アウトドアスタイル

過酷な自然環境にさらされるライディングでは、風や寒さを防ぐアウトドアウェアは最適なアイテムです。最近では、「山ガール」と呼ばれるファッション性の高いアイテムを上手に取り入れている女性ライダーが増えています。

アウトドアウェアに使用される化学繊維は、レザーより保温性が高いとされており、防水機能もあるのでバイク向きだと言えます。また、アウトドアウェアは汚れてもすぐ洗えるのもいいですね。

フル装備してしまうと登山者のようになってしまいますので、ポイント使いすることがおすすめ。

 

ミリタリースタイル

同じアウトドアでも、山ガールの対局にあるのがミリタリースタイル。迷彩柄などミリタリーの持つ力強さやワイルドさに憧れる男性は少なくないでしょう。このスタイルをしているのは圧倒的に男性が多いです。

軍用品は丈夫で汚れが目立たない点がバイク向きですが、やりすぎると兵隊のようになってしまいますので、トップスやボムスに一点だけ使う、またはブーツや小物を取り入れるなどセンスよくコーディネートしてください。

 

「好きな服装をすれば良い」、「安全性を重視すべきだ」、「ハーレーに合わせたファッションを楽しみたい」など、様々な意見が出そうなテーマです。実際に、ハーレーオーナー間でも意見が割れ、「アメリカンなテイストのウェアがよく似合う」と言うオールドファンの意見もあれば、「カジュアルが一番」と言う意見もあります。

ハーレーを気持ちよく乗りこなすためには、自分が心地の良い服装をするのが一番かもしれませんね。

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