不朽の名作!ハーレー人気モデル紹介〜FXSローライダー

投稿日:2018-04-27

当サイトの定番コラム”不朽の名作”シリーズですが、前回は誰もが知るスポーツスター系の名車「XLCR」をご紹介いたしました。

 

不朽の名作!ハーレー人気モデル紹介〜XLCR

あのWillie G.デザインによる斬新なモデルでしたが、販売成績は今一つ、という悲しい1台であることもお伝えしました。

そして今回ご紹介するのは、「FXSローライダー」。今見ると当たり前に見える「FXSローライダー」ですが、発表された当時は斬新なモデルでした。

 

FXSローライダーは1977年に登場した!

コチラが「FXS Low Rider®」。デイトナビーチでお披露目されて注目を集めた本モデル。

ドラッグスタイルのハンドルバー、今見ても斬新に映るガソリンタンクのガンメタ塗装、それにキャストホイールを標準装備。それに低められたシート、スラッシュカット・マフラーの装備などにより、重苦しいハーレーのイメージを刷新する1台でした。

 

不朽の名作!ハーレー人気モデル紹介〜FXR

ちなみに、ベースとされたのは「FX1200 Super Glide」。コチラの記事でご紹介しています。

 

折角ですので、ハーレー本社公式が公開している1977年式「FXS Low Rider」の写真をもう1枚掲載しておきます。

さて、ベースが「FX1200 Super Glide」ですから、「FXS Low Rider」のエンジン・フレームといった基本構成は同車と同一。ということで、1,200ccのビッグツインエンジンをFLH系に似たフレームに搭載。フロントフォークはスポーツスターに良く似た構成。そこに、上記のような細部変更を加えることで、カスタムバイクの雰囲気を醸し出すことに成功しています。

現在では、(お金さえ出されば)あらゆるカスタムパーツが手に入り、誰でもカスタムを楽しめるわけですが、「FXS Low Rider」がデビューした当時は、カスタムは一部お金持ちか、相当の技術を持った人のモノだったわけです。そこに登場した「FXS Low Rider」が人気を博したのも頷けます。

 

今なら普通、当時は斬新。それがFXSローライダー!

その後、”Low Rider”という名称と、そのコンセプトは、ダイナ系モデルで引き継がれて現在に至ります。今見ると極普通のモデルにしか見えませんが、デビュー当時は斬新なモデル。それが「FXS Low Rider」なのです。

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