キャブクリーナーって泡タイプがいいって本当!?

ここ最近、グッと冷え込んで来ましたね。ハーレーに乗るのも辛い季節ですから、メンテナンスの話でもしましょう!
今回は「キャブクリーナーって泡タイプがいいって本当⁉」と題して、おススメのキャブクリーナーなどもご紹介してみたいと思います。
キャブクリーナーは泡タイプが良い⁉
さて、キャブクリーナーには、泡タイプと液タイプとがあるのは、皆さんご存知のことと思います。それでは、どちらが優れているのでしょうか? 答えは……まぁ、どちらにも長所がある、という感じでしょうか。
とは言え、何方も同じキャブクリーナーですから役割は一緒。キャブレター内や燃焼系統に付着推積したガム質、ワニス、カーボンなどを溶解、除去するのに使います。
泡タイプは、スプレーをシュ~っと吹き付けると泡が出て、漬け置きするのに(使用者のメンタル的に)良いです。なんか泡が生み出す雰囲気が洗浄力を高める感じがするのです。その後、ブラシなどで擦ると、実によく汚れが落ちるのです。が、泡タイプのキャブクリーナーは、漬け置き専用品ではありません。エアクリーナー側から吹き込むことで、スロットルバルブ周辺を洗浄することも可能です。
TOYO キャブクリーナー 泡タイプ
品番:TAC-525
メーカー:東洋化学商会
価格:¥874(税込)
さてさて、ここでは当店で取扱いしている泡タイプのキャブクリーナーとして、東洋化学商会の逸品をご紹介しましょう。キャブレターや燃焼系に溜まったカーボンやワニス、ガムなどの汚れを除去エンジンの作動をスムーズにします。燃焼室・キャブレター等の油汚れの洗浄に適しています。
分解してからの使用のほか、直接使用も可能です。
◆使用方法
- 取り外したキャブレターの汚れた部分に直接吹きかけて洗浄して下さい
- 落ちにくい部分は液をつけたブラシでこすりとって下さい
③直接洗浄の場合
- エンジンを暖めて停止し、エアークリーナーを取り外してください
- 本品を、エア取入口一杯になるまでスプレー、約5分間放置してください
- エンジンを始動し、回転数を2,000~3,000回転に上げて再度スプレーして
- エンジンを止め約5分間放置し、エアークリーナーを取りつけてエンジンを始動し、白煙がなくなるまで約2~3分間空ぶかしてください。
これで燃焼系・キャブのカーボンやワニス・ガムといった汚れの除去ができ、驚くほど調子が良くなります!
液タイプと原液タイプ
では、液タイプのメリットは、と言いますと、それは、お手軽さにあると言えます。泡タイプはジックリ汚れを落とすイメージですが、液タイプはシューっと吹いたら終わり!もちろん原液タイプと同じように、エアクリ側から吹くことも可能ですから、実のところ、機能的には差がないのではないか、というのが筆者の意見です。
そんな液タイプとは別に、原液タイプというのもあります。これは何かと言うと、早い話が業務用でして、例えばヤマルーブの原液タイプはガソリン:原液=70:30で混ぜて、1~2時間漬ける、という使い方をします。コレは私たち一般バイカーには敷居が高いですが、なんか効果が高そうですね。
キャブクリーナーは賢く使おう!
いかがでしたでしょうか?今回は、キャブクリーナーについて簡単にご紹介してみました。泡タイプ・液タイプとも、それぞれにメリットがありますから、賢く使い分けすると良いかも知れませんね。
筆者は、TOYOキャブクリーナー使っています!