ハーレー買うなら新車？中古車？どっちがよい？

みなさんは、ハーレーを購入するにあたり、新車にすべきか中古車にすべきか迷ったことはありませんか。同じ現行型でもグレードの高い車両を中古で買うか、グレードを落として新車にするか大いに迷うことと思います。それぞれにメリット、デメリットがあるので迷うのも当然でしょう。今回は、ハーレーを購入する際に新車、中古車どちらを選ぶべきかをお伝えします。

購入基準をはっきりさせる

まず考えたいのは、「何を基準にハーレーを選ぶか」ということです。現行車のスタイルや機能が好きであれば新車を買ってもいいですし、パン、ショベル、エボなどの旧車のエンジンが好きなら中古車を選ぶことになります。現行でも、型落ちの中古車を選ぶか、最新モデルを選ぶかによって出費は大きく異なります。スタイル、性能、エンジン、年式、価格。自分の中で何が一番大切か、基準をはっきりさせておきましょう。

新車のメリット

・品質が保証されている

当然ながら新車は、故障などの心配が少なく安心して乗ることができます。不具合があってもメーカーの保証で修理できますし、重大な欠陥にはリコールで対応してもらえます。また、カスタムや劣化による変化がないため、本来の性能を体感できるのも新車の良さです。

新車のデメリット

・価格が高い

程度や年式によりますが、一番安いスポーツスター883の新車価格は100万円程度、中古なら70万円前後です。その差額を大きいと感じるかどうかは人によりますが、安い買い物ではないので新車の価格に尻込みする人の方が多いでしょう。

中古車のメリット

・新車よりも安く購入できる

新車のデメリットでも触れましたが、予算が制限されている場合、少しでも安い中古車はハーレー購入の後押しになるはずです。また新車との差額をカスタム費用に充てることもできるので、多くの人は限られた予算内で購入することになると思うので、少しでも車体の価格が安く抑えられることは大きなメリットです。

・すでにカスタムした車両を購入できる

カスタム費用は結構な出費になりますが、すでに自分好みにカスタムされたハーレーが見つけることができたら、かなりお買い得です。ただしノーマルに戻す予定がある場合は、予めノーマルパーツのストックがあることを確認しておきましょう。

中古車のデメリット

・優良な中古車を探すのが大変

本やインターネットの情報では車両の程度まで詳しく分かりませんので、実物を確認する手間が必要になります。また、程度のよいものはすぐに売れてしまい、満足いく一台を見つけるのはかなり骨が折れる作業になります。

・メンテナンス費用が必要

タイヤやチェーンをはじめ、バイクには消耗部品がたくさんあります。中古車を買う場合、すでに消耗していて、すぐに交換の必要がある場合があります。購入前に消耗部品の状態をしっかりと把握した上で購入する必要があります。場合によっては、交換、修理費用がかさみ、新車の購入よりも高くつくこともあり得ます。実物を見ずに購入するとこういった失敗に会いやすいため、実物を確認してから購入できるものを探しましょう。

新車、中古車それぞれにメリット、デメリットが存在します。結論として品質保証を求める、同じバイクを長く乗りたいのなら新車。できるだけ費用を抑えたい、旧車が欲しい、乗り換えも考えている、ということであれば中古車がいいと思います。
最後に、購入時に気をつけるべきことは、新車、中古車問わず、値段の安さだけで決めず、購入後のケアもしっかりとしている信頼のおけるお店で購入することをお勧めします。