ハーレー試乗会に参加しよう。試乗会で注意するポイント

投稿日:2015-01-21

二輪の販売不振が続く国内において、ハーレーは確実に販売台数を伸ばしています。もちろん単なるブームではなく、さまざまなイベントを開催するなど、ハーレーダビッドソン社が日本での販売に力を入れていることが好調の理由と言えます。その中でも試乗会はハーレーに乗ることができる絶好の機会です。今回は、試乗会で注意するポイントなどを紹介します。

あなたの免許証でハーレーに乗れますか

ハーレーが主催する試乗会は、会場によって対象となる方が変わりますが、普通自動二輪MT免許または大型自動二輪MT免許を持っている方が対象の場合が多いようです。試乗会の参加される前に、ご自身の免許証を必ず確認してください。
また、免許不携帯での試乗は、交通ルールに反しますので、忘れずに持参しましょう。試乗の際は、免許証のコピーが必要になる場合があります。

試乗会に臨む服装

服装はバイクに乗りやすい服装であれば何でもOK。ショップによっては、ヘルメットやジャケット、グローブに至る一式を貸し出してくれるところもありますが、使い慣れた物を持って行った方がリラックスして試乗できるでしょう。

試乗の留意点

試乗会のメリットは、さまざまなモデルに乗れることです。購入の予定がある方は、希望する車種が用意されているかをあらかじめ確認してください。購入予定のない方も、ニューモデルやタイプの違うハーレーを乗り比べる楽しさがあります。
ただし、何台ものハーレーを好きなだけ乗れるということは稀で、通常は試乗できる回数や時間に制限があります。参加人数が多いイベントでは、長い待ち時間の後にやっと乗れたと思ったら、会場を数分走って終了ということもあります。短時間で効率的に試乗するためには、次の点を留意してください。

・乗りたい車種を限定しておく

購入したい車種の選定なのか、新旧の比較なのか、普段と異なるモデルを体験したいのか。あらかじめテーマを決めておけば、効率よく試乗することができます。

・チェックするポイントを決めておく

限られた時間の中でハーレーのポテンシャルを見抜くことは難しいと言えます。ポジション、取回し、加速、操作性など、あらかじめ確認したいポイントを考えて試乗しましょう。

試乗インプレッションの例

以上のポイントに留意して、スポーツスター883とダイナの2台を試乗してみたとしましょう。
タイプも排気量も異なるこの2台を、操作性、加速、ハーレーらしさの3点に絞って比較したとすると、例えば以下のような具体的な感想が得られるかと思います。

ポーツスター883は素直なポジションで操作性が高いうえ、アクセルに対するレスポンスもよく、ストレスなく加速した。しかし欲を言えば、もう少しハーレーらしいアクが欲しいと感じる。

ダイナは、アイドリングだけで車体が震えだし、ライダーの気持ちを高ぶらせてくれる。ノーマルでもハンドルが高く、ブレーキ一、クラッチの位置が遠いため、平均的な日本人の体形には大きすぎるものの、そこがハーレーらしさでもある。実際に試乗すると、「ハンドルはもっと低めに」、「ステップは前寄り」など、具体的なカスタムプランも思い浮かぶ。

ハーレーの魅力は、カタログのスペックだけではわかりません。試乗会やイベントは、自分にマッチした一台を選べる貴重な機会ですので、是非参加してみてください。

このページのTOPへ