ルーツは戦闘機!? 美しきノーズアートの世界

投稿日:2019-11-08

ノーズアートってご存知でしょうか? 直訳すると「ノーズ」=「鼻」、「アート」=「芸術」。鼻に描かれた芸術という意味になります。

今回は、このノーズアートのなかでも、特にハーレー・バイカーが好むアメリカンなノーズアートについて、ささっとご紹介しましょう!

 

ノーズアートのルーツは戦闘機にあり!

さてさて、ノーズアートが何かと申しますと、主に戦闘機の機首に描かれる絵画のことであります。それが何時頃に登場したのかというと……なんと驚いたことに第一次世界大戦のころからなんだとか。

第一次世界大戦というのは、戦争が人対人から、近代兵器による闘いへと変わったとき、として知られています。つまり戦闘機が戦争で使われ始めた最初から、パイロットは自分の命を預ける相棒に、愛着心や士気・戦意を高めるために、オリジナリティ溢れる塗装をしていた。それがノーズアートなのであります。

 

アメリカのノーズアートはポップ!

さて、ノーズアート研究家でも戦闘機マニアでもない筆者ではありますが、実は、アメリカのノーズアートを頻繁に目にします。筆者は神奈川県逗子市在住なのですが……ノーズアートを良く見掛けるのは……横須賀のどぶ板通りです。そう……ハーレー・バイカーの方にもお好きな方が少なくないと思われる、スカジャンに施された刺繍の柄、あのモチーフとされているのがノーズアートなのであります(虎とか竜は除外します)。

ということで、今私達に馴染みが深いノーズアートというのは、第二次世界大戦後にアメリカの戦闘機や軍用機にペイントされていたもの。なので、そのテイストはポップ!そしてカラフル!アメリカ人に言わせれば古き良き時代、日本人に言わせると貧しかったあの時代、つまり1950年代のアメリカな感じだと思われます。

SNSで「noseart」で検索すると、そんな感じの画像がバンバン出て来ますので、カスタムペイントの参考にでもしてみてください!

 

画像参考-Unsplash
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