女性が乗りたいハーレーとは?

投稿日:2015-04-30

ハーレーは大柄な車体が魅力的である一方、それがネックになって購入を迷っているライダーも多いと思います。特に小柄な女性は、取回しや転倒したときなど、車体を扱い切れないのではと心配になりますよね。しかし、最近ではハーレーを乗りこなす女性も増えており、車体の重さだけで諦めるのはもったいないと言えます。そこで今回は、女性にもおすすめのハーレーについてご紹介します。

ハーレーに乗れる教習所で免許を取る

近年、ハーレーに乗ることを目的に大型免許を取得する女性が増えています。しかし「あんな大きなハーレーを操ることができるのか」という心配ももちろんあるはずです。200kg以上ある車体は安定性のある走りを実現しますが、倒してしまったら一人で起こすことが難しいと言えます。

もし、これから免許を取ろうと考えているのなら、教習車にハーレーを使用している教習所を選びましょう。初心者にとっては、国産のスタンダードモデルよりも乗りづらいかもしれませんが、免許取得後にハーレーに乗ることを想定しているのなら、免許取得段階からハーレーに慣れておくことをおすすめします。ハーレーと提携した教習所が全国各地にありますので、調べてみると良いでしょう。

講習会に参加して基本的動作を身に着ける

現在アメリカでは、ハーレーオーナーの10分の1は女性だと言われています。ハーレーダビッドソン社は、毎年5月を女性バイク月間と称して、女性を対象にしたガレージパーティーの開催や、安全なバイクの乗り方講習を行っています。
日本でも、ショップや教習所とコラボした講習会を積極的に行っており、取回しや立ちゴケ(停車した際に車体を足で支えることができずに転倒してしまうこと)の対応などを教えてもらえます。

ハーレー女子会を楽しむ

ハーレーのツーリングチームはたくさんありますが、男性との混合ではチームのスピードについていけなかったり、休憩時間が短かったりと、気兼ねなくツーリングを楽しめないこともあるようです。
しかし近年では女性のハーレーオーナーが増えてきたこともあり、女性だけのツーリングチームも多数存在しています。ショップが主催しているチームもありますし、SNSなどで募集していることもあります。全員女性ですので、ツーリングの目的地を話題のスイーツ店にしたり、ツーリング後にみんなで温泉を楽しんだりと、女性ならではのツーリングを楽しめます。男性の目を気にせずに、盛り上がれるものいいですね。

女性仕様にカスタムする


女性におすすめの車種については、足つきがいいダイナやソフテイル、軽量なスポーツスター883などがよくあげられますが、「乗りたい車種に乗る」というのがバイク選びの一番のポイントです。
しかし、アメリカ人向けに作られているハーレーは、小柄な日本人女性にはやはり大きすぎますので、自分の乗りやすいようにカスタムする必要があります。
シート高は、乗った状態で両つま先が付けばOK!片足しかつかないのであれば、少し薄めのシートに交換して足つきを改善してください。

ハンドルは、少し肘が曲がるくらいがベストです。高すぎたり、遠すぎたりする場合はハンドルバーかライザーを変更して調節します。デザイン性の高いアイテムを選ぶとカスタム度が上がり、自分だけのハーレーとして愛着が沸くでしょう。

女性をターゲットにしたハーレー

水冷エンジンを積んだニューモデル「ストリート750」が、ついに日本デビューしました。
この「ストリート750」は、アメリカでハーレーを購入する女性ライダーが10年間で30%も増加したことを受け、女性をターゲットに設計されたとも言われています。
しかし、デザインは女性に媚びたところはなく、ワイルドそのもの。水冷エンジンと排気量については賛否両論ありますが、「ストリート750」はハーレーダビットソン社の出した答えですので、乗らずに批判するのはナンセンスです。購入する車種に迷っている方は、一度試乗してみることをおすすめします。

日本では、女性のハーレーオーナーはまだまだ珍しく、乗っているだけで注目を浴びることもあります。しかしハーレーは、決して男性だけのものではありませんので、女性ハーレーオーナーであることに誇りを持って、オシャレでスマートに乗りこなしてくださいね。

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