言いワケ付き!家族に内緒でハーレーをカスタムするには?

投稿日:2016-12-02

ある旧車乗りが自分のハーレーのウイークポイントを徹底的に直そうと決意し、バイクショップに相談すると、すべてを解決するべく見積もりと納期の提案がされた。

「そのカスタムをすると何か副作用的なものは出ないかな」
旧車なのでエンジンを完璧にすれば、足回りやフレームにストレスが掛からないかを心配しての質問してみると、ビルダーはこう答えた。
「何も問題はないよ。嫁さんが険悪になるくらいの金額はかかるけど……」

ハーレーという趣味は家族に理解されない

そもそも車体価格が高価なハーレーを買うということ自体が大変な事です。どうにか家族を説得して車体を購入すれば、家族はそれで終わりだと考えています。クルマのような感覚で、後はガソリン代がかかるくらいと思われているのです。ところが、ハーレーを買えばブーツも欲しくなるし、ジャケットだって欲しくなるのが人情。ハーレー購入までをなんとか許してもらって、さらに「カスタムしたい」などという提案が受け入れられるのは難しいものです。
ハーレーに限ったことではありませんが、バイクという趣味は家族から理解されないものです。だがしかし!理解されないからこその抜け道もあるのではないでしょうか。

ハーレーに詳しくさせない

カスタムをしたいからといって、ハーレー専門誌などを奥さんに見せて「こうした方がカッコいいでしょ!」などという説明をしてはいけません。その返答は「幾らかかるの…?」以外にはありません。へそくり的な資金でカスタムをするのなら、ハンドルやマフラーやシートが変更されても、九割九分気付かれません。極端に言ってしまえば、家族がハーレーに興味が無ければ、車両が変わっていても気付かないくらいです。ですので、ハーレーのカッコ良さを共有して、いざカスタム!というのはかなり険しい道のりです。気付かれないようにカスタムを…。

もしもの時の言いワケを用意しておこう!

興味のない人には、比較的バレにくいというのも事実ですが、まれに鋭い観察眼を備えた奥様もいたりします。そういう方はたいていの場合「あれ?ここの部分って、こんなにピカピカだった?」などと、メッキパーツに換えた部分をピンポイントで指摘してきます。しかし、そこで慌ててはいけません。平静を装い「磨いたからだよ」と自然に言い逃れできるくらいの言い訳も用意しておきましょう。
ハンドルの高さを指摘されたら「角度を換えただけ」、
マフラーが違うことを指摘されたら「最初から2種類ついてるんだよ」などなど。
言い訳が出来ないようなカラーリングの違いなどを指摘されたら、最後には「気のせいだよ」という開き直りも必要ではないでしょうか。

ガレージを借りてしまうという裏技

家族の目に触れる場所に置くというのは、変化に気付かれてしまう一番の原因です。せっかく手に入れた高価なハーレーを、”より安全な環境”に置くために、ガレージを借りるというのはどうでしょうか。
ガレージと言えば高そうなイメージですが、バイクの入るレンタルコンテナボックスで充分。レンタル料は発生しますが盗難の心配もかなりなくなるし、何をカスタムしてもバレる心配もなくなりますし、隠れて作業しなくても済みます。まさに良いこと尽くめではないでしょうか。
家族に見つからずにカスタムするというのは、それほどに難しいことです。できれば何も隠すことなく出来ればいいのでしょうが、ハーレーという趣味を理解してもらうのは何かと困難な事です。
一番最適な家族との関係も壊すことのない良い環境を作り上げて行きましょう!

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