ハーレーの正しいオイル交換時期を2分で学ぶ!

投稿日:2017-01-10

ハーレーにとって「オイル」はなくてはならない、人間でいうところの血液のようなものです。オイルの役割は金属同士の摩擦を軽減させる潤滑。空冷エンジンは風を当てることでエンジン全体とオイルを介しての冷却ととても重要です。それ以外にも密封などの役割もしていて、何度も言いますが、なくてはならないとても重要なものです。オイルを定期的に交換し常にコンディションの良い状態のオイルにしておくことがバイクの寿命に関わります。それではオイル交換時期はどの程度にすればいいのでしょうか。

ハーレーのマニュアルはアメリカ製

基本的にマニュアルはアメリカで作られたものが翻訳されていますので、アメリカの気候や交通事情がベースとなっています。土地も広く信号も少ないアメリカを走るのと、ストップ&ゴーの繰り返しが多い日本では当然交通事情が異なります。ツインカムのマニュアルでは、12カ月または8,000キロに一回のオイル交換となっていますが、日本のディーラーメカニックは「6カ月または3,000キロ」を勧めています。なので「純正オイルを使って6カ月または3,000キロが正しいオイル交換時期」というのも間違いではありませんが、それがすべてではありません。

空気に触れた瞬間から始まる劣化

毎日のようにハーレーに乗らないし、もったいないから3,000キロまでは1年でも2年でも放置という方は要注意です。オイルは、使われていなくても劣化します。ですので距離だけではなく「6カ月」という期間も入るわけです。そのため、北国で半年間まったく走らなかったハーレーでもオイル交換をオススメします。それと、使用するオイルの問題もあります。もちろんメーカーが指定している”純正”であれば、悪いはずはありませんが、お値段もやや高めです。走り回る人には3,000キロなんてあっという間です。オイルはどうしても純正でなければならないというわけではありません。

こちらの、スペクトロはハーレー専用に作られたオイルで、かなり多くのハーレーショップでも使われている、信頼度の高いオイルです。また、純正オイルよりも安価ですので気軽に交換しやすいのではないでしょうか。

早めに交換するに越したことなし

例えば1,000キロでオイルを交換すると、何か良くないことがあるのでしょうか。答えは何もありませんし、むしろ良いことばかりです。なので例えば片道300キロのツーリングを走り終えたらオイル交換するという方もいます。距離や時期ではなく、走ったと思えば交換です。そんな頻繁にオイル交換したい方には、より安価なコチラもオススメです。

価格はかなり安価ですが、信頼の置けるレブテック社製ですので、ロングツーリング一回ですぐに交換という方法もあります。

ストレスを感じない方法を

まとめてみますと、バイクにも自分にもストレスがないオイル交換時期をそれぞれが持つ、これこそ最も良いのではないでしょうか。基本は「6カ月、3,000キロ」をベースに、財布に負担の少ないオイルをコマメに交換するか、または高級オイルを3,000キロ毎に交換するかでしょう。

オイルも種類が増え、物凄く高級なオイルもあります。それを使うことで安心感が買えるのならそれも良いでしょうし、どうも3,000キロは長すぎるから月に一度は換えたいと思うのなら、それもまた間違いではありません。基本を超えない範囲で、ご自分が納得できるオイル交換時期、それこそが正解です。

徐々に愛車と自分にとって最適なオイル交換時期を導き出し、快適なハーレーライフを楽しんでくださいね!

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