ハーレーパーツメーカー~ラペラ

投稿日:2017-01-17

ハーレーのカスタムで意外と重要なのがシートではないでしょうか。タンクからリアフェンダーに至る流れもシート次第では台無しになってしまいます。また、見た目だけではなくシート本来の座り心地も兼ね揃えてなければなりません。いくらカッコいいシートでも座っていて臀部が痛くなるようでは困ります。
カッコ良くて座り心地も良い、そんなハーレー乗りの願いを叶えてくれるメーカーが「LePera(ラペラ)」です。

アメリカ生まれのシート

1972年に誕生したラペラ。創業者のボブ・ラペラはレザークラフトが好きで、ウォレットやベルトを自分で作り始め、創業前にはクルマの内装を革で直し、それを見て内装の注文をしてくる客も少なくなかったほどの腕前で、モーターサイクル、その中でもハーレー用のシートに特化して誕生しました。バイク(主にハーレー)のためのシートを考え、世界中のハーレーオーナーやビルダーに支持されるシートにまで成長しました。

妥協なき作り込み

ラペラのシートに使われている素材には”高品質ノーガハイド製皮革”や”トップグレインレザー”を使用し、 レザーはすべて二重に縫い付け、ダブルステッチにすることで耐久性を高めています。 ハーレーに特化してシートを製作しているので、ハーレーのフォルムに完璧にマッチしたシートを作り上げてきました。見えない部分にまで美しい仕上がりを求めた徹底的な作り込みがクールでありながら、座り心地の良さを実現させているのです。

ハーレーのために独自の技術を導入

「バイカージェル」という硬めのジェルを、シートの革とフォーム(スポンジ)の間に入れ込み、快適性を向上させているのもラペラならではです。その名の通り、ハーレー乗りが快適にロングツーリングをこなせるようにどんな体勢で座っても力が分散されるよう、ジェルを使用して負荷分散しています。固形ジェルなので破損し飛び出すこともなく、形状記憶で形が崩れることもありません。ジェルと聞くと柔らかなものを想像しますが、柔らかすぎても臀部が痛くなります。しっかりとショックを吸収してくれる固さを考えて作られたジェルを使用しているというだけでも、ラペラのシート作りに対する情熱が伺えます。

デザインにも妥協せずに常に進化

スポーツスター・ダイナ・ソフテイル・ツーリング各モデル別に15以上のデザインが用意されているほどに、デザインもこだわりぬいていて、すべてが職人の手作業で作られます。過去にはリジット用シートなどもあり、多くのチョッパーにも使われてきました。ハーレー専用シートという、ニッチカテゴリーでありながら群雄割拠なパーツにおいて、多数のハーレー乗りから認められていることが、ラペラというメーカーの実力の証ではないでしょうか。

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