熱対策考えてる?オイルクーラーでオーバーヒートから愛車を守ろう!

投稿日:2020-08-21

前回の当コラムでは「夏オイル」のお話をしましたね。夏はエンジンにとって厳しい季節なのです。熱対策、皆さんしていますか?

ということで今回は、オーバーヒートから愛車を守るのに役立つ「オイルクーラー」のお話です。

 

そもそもエンジンってどうやって冷やすの?

エンジンなどの内燃機関は、冷却装置というのを搭載しています。エンジンはガソリンと空気を燃やして、その爆発の力を駆動力に変換しています。燃やす、ということは熱くなる。エンジンが一定の範囲内の温度にあるよう、冷却する必要があるからです。

で、知っている人からは「お前なめとるんか!」と叱られそうですが……ハーレーのエンジンは、ほぼほぼ皆、空冷方式を採用しています。ちょっとカッコ良いのですが、空気で冷やす=シリンダーなどに冷却用のフィン(ひだひだ)を装備しておき、走行風で冷やす、という最も単純な仕組みです。空冷方式は水冷方式よりも単純な構造なので軽量。しかし……特に夏場の渋滞時なんかは、冷却が厳しくなる。オーバーヒートしやすいのであります。

 

オイルクーラーで効果的に冷やせ!

エンジンが異常な高温になってしまうと、焼き付きの原因となります。そこで夏オイルなんかで対応するのですが、それでも厳しい場合や、あとレーシングバイクなどでは、オイルクーラーというのを装備します。エンジンオイルに専用の外部通路と冷却装置を設けて、より効果的にエンジンオイルの温度を下げる、という役割を担うのであります。

一方で、無闇やたらとオイルクーラーを搭載するのも考え物です。冬場にオーバークールといって、エンジン温度が適温まで上がらなくなるからです。なのでオイルクーラーの搭載は、信頼のおけるショップに相談し、信頼のおける製品を選ぶのが吉、です。ということで、以下に信頼できるオイルクーラーをご紹介しておきまっす!

 

JaggソフテイルローマウントオイルクーラーKIT

品番:J1290

メーカー:JAGG

価格:¥24,502(税込)

ソフテイル用ローマウントオイルクーラーキットです。2000年以降のソフテイル専用設計。ローマウントタイプです。

レギュレーター下部に装着でき、スタイルを崩すことなくオイルを冷却します。※取付にはJ4600またはJ4700のオイルフィルターアダプターが必要です。

 

JaggソフテイルローマウントオイルクーラーKIT

品番:J1100

メーカー:JAGG

価格:¥36,630(税込)

縦型のクローム仕上げのオイルクーラーキットです。

適合車種は1955年以降スポーツスター、1955-83年PAN・ショベル、1982年以降FXR、1984年以降ソフテイル、1984年以降ツアラーモデル、1991年以降ダイナモデルです。

EVO・ツインカムへの取付にはオイルライン取り出しのオイルフィルターアダプター(J4400/J4600/J4700)が別途必要になります。 付属クランプサイズ:1-1/4、1-1/8、1-1/2、1-3/8

 

画像参考-Unsplash
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