近所迷惑?ハーレーの音量を簡単に変える方法5つ

投稿日:2016-10-21

バイク乗りは暴走族もバイカーも一緒だ。バイクに無関係な人がこのように考える一番の要因は、やはりマフラーの音ではないでしょうか。バイカーに言わせればワイルドな重低音も、知らない人には耳障りなだけでしょう。ハーレー乗りとしての最低限のマナーを守らなければ、どんどんとバイカーの肩身が狭い世の中になってしまいます。

騒音と言われないために

バイクの中でも空冷Vツインエンジンのハーレーは、特に排気音が大きくなりがちです。インジェクション化され騒音規制も厳しくなり、ノーマルではかなり音が絞られていますが、やはりそれでは大半の方が満足できません。そこでマフラーをカスタムするのですが、ハーレーの場合はしっかりと音量を考えなければすぐに「爆音」レベルになってしまいます。そこで、周りのマフラーと実際の音を確認してからのカスタムするなどの注意が必要です。それでも90年代のハーレーブームが始まったばかりの頃に比べれば、ドラッグパイプそのまま(直管)というスタイル減り、全体的な排気音のボリュームは下がっているように感じます。ご近所迷惑にならないよう、個々人が努めている結果ではないでしょうか。

バッフルを入れるだけで

一番簡単で手っ取り早く音量を下げる方法は、バッフルの装着ではないでしょうか。車検対応用として持っている方も多くいると思いますが、排気効率を邪魔しない程度にバッフルを入れて、控えめのサウンドで乗るバイカーも増えています。

種類は多数あるので、マフラーの形状や音量の好みに応じて選べます。それでもバッフルでボリュームを落とすのは嫌いだという方には、こんなパーツもあります。

こちらのパーツは音量の調整が出来るという優れもの。暖機運転時や街中は音を絞り、高速などでは全開になんていう使い分けもOKです。

規制対象としての取り締まりも

マナーだけではなく、最近は音量の取り締まりも増えてきていますので、違反扱いされないためにも大音量は抑えたほうが得策です。インジェクション車ならコンピューターチェックで状態を見ながら排気系のパーツチョイスが良いでしょう。トルクや馬力でベストな状態を出すのなら、それほど大音量にしない方がベターだったりします。昔であれば「大音量の車の中で自分の存在をアピールするため」という主張もありましたが、今ではハイブリッドカーをはじめとする静音性に優れた車が増えたため、普通に走っていてもバイクの排気音の方が響きます。ドラッグパイプの旧車ならマフラーを換えてしまう方法もあるでしょう。

現在の道路事情を考えると…

やはりハーレーの排気音は、ほどほどが一番でしょう。そのため、音量を調整するには、
1:バッフルで調整
2:FIならコンピューターで調整
3:上記したような音量調整機能を取り付ける
4:思い切ってマフラーを交換する
5:暖機運転時の場所を考える、空ぶかしはしない
など、最低限の気遣い(マナー)が必要です。

いつでも胸を張ってハーレーに乗っていられるように、また、これ以上バイクが白い目で見られないためにも、ハーレー乗り一人一人の心がけが重要です。

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