これでバッチリ!レザーシートをキレイに蘇らせる!

投稿日:2016-07-01

バイクの印象を決める主要パーツは、タンク、エンジン、シート、ハンドル、マフラーでしょう。しかし、金属パーツにばかり注力していて、意外とテキトーな扱いを受けがちなのがシートです。たかがシート、されどシート。汚れていたり、破れたりしているのを直すだけでも、グッと見栄えが良くなるほか、愛車に乗るのがさらに楽しくなること間違い無しです。さぁ、シートを蘇らせましょう!

自分のシートをの現状を知ろう

一見綺麗に見えるシートでも、擦れて薄くなっている部分や、小さな傷や切れがあることも多いです。切れている部分があれば早急に対処しなければ広がるばかりですし、小さな穴があればそこに雨が染み込んで、中のスポンジを劣化させてしまいます。

状況によって磨いて油分を入れるだけで綺麗になるのか、リペアが必要か、張り替える必要があるのか、いっそのこと交換をした方が良いのか、それを見極めて自分のシートを蘇らせる方法を考えましょう。

磨いて輝かせる

一番軽傷なのは、日焼けなどでの色褪せ。早めに対処することで、その後のひび割れや破れも防げます。対策としては、レザーオイルを塗るなどが最も効果的ですが、シートは合成皮革で作られているものも多く、レザーオイルが有効ではない場合もあります。そんな時には色を重ね塗りしてしまうというのもひとつの方法です。最近では革用のスプレーなども出ていますので、塗り直して、擬似的にコーティングしつつ、輝きを取り戻しましょう。

穴や破れの応急処置

シートの破れには、ゴムシートなどをボンドを使って貼ってしまうという荒療治があります。破れを塞ぐというよりも、シート全体を覆う感覚でゴムシートを貼ります。また、エアが入らないように貼るためには、ちょっとしたコツも必要です。「シート補修」で検索すれば、各種補修用品が売られていますので、それを使うのも良いのではないでしょうか。

穴の場合は、靴のソールを補修する「固まるボンド」系のモノを塗り込んで平らにならし、乾けば違和感なく塞げます。こちらの方法はそれほど難しくないので、見た目はともかく、応急処置としては最適です。

それでも日々のメンテが必要

しっかりと復活させても、放置していればまた同じことになりますので、日々のメンテナンスは大切です。乾拭きやオイル塗布などをコマメにやることで、シートの輝きも寿命も延びます。

また、雨中走行やキャンプ時に濡れてしまい、スポンジにまで水分を含んでしまった時には、シートを外して立てかけておくことで、より早く水分を抜くことが出来ます。ステッチの入ったシートなどは、どうしてもスポンジまで染み込みやすく、数日間は乗るたびにパンツを濡らすことになりますので、いち早く乾かしましょう。

それでも駄目なら

自力の補修では手に負えない程に破れたり、色褪せきってしまった場合には、シート交換や、シート張替えが手っ取り早いです。最近ではレザー素材を買って、自分でチャレンジするひとも多いです。そんな人にオススメしたいのがコチラ。


今まで使っていたシートのフォームを剥がして使うのも良いですが、新たなシートベースを使う方が、綺麗に仕上がりやすいです。自分でフォームを削る&レザーを張るのは無理でも、プロに頼んで自分好みのポジションに作ってもらうのも良いでしょう。

自分で作るのは厳しい…という方には、やはり正攻法でシート交換がオススメです。様々な色・カタチのシートを取り揃えておりますので、この機会に買い換えてみてはいかがでしょうか?

 

今年の夏は、新しいシートで快適なハーレーライフを堪能しましょう!

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