走行時に注意したい!道路に潜む意外と危険なこと5つ

投稿日:2017-04-04

何気なく走る道の上には様々な危険が隠れています。

ハーレーに関わらずバイクは、その性質上倒れれば必ず痛い思いをしなければなりませんし、運悪くケガに繋がることも多くあります。そうした危険を避けるために注意したポイントをもう一度おさらいしましょう。

 

違法駐車に隠される危険

市街地を走る時に潜む危険は実は多くあります。

片側3車線道路の左車線が違法駐車のクルマでほぼ通行不可能ということはよくあります。バイクだと駐車する車の横をすり抜けられますが、こんな時に注意したいのが駐車したクルマの陰からの飛び出しです。歩行者や自転車、あるいはバイクやクルマなどが急に出てくることがあります。

最近では違法駐車の取り締まりが厳しくなりましたが、まだまだ一時駐車のクルマ、特にトラックなどが多く危険な状況ですし、自転車ブームもあり車道を走る自転車も多くなりました。闇雲に毛嫌いするのではなく、お互い安全に走れる注意を怠らないようにしましょう。

 

基本中の基本は

道路に潜む危険の巣窟と言っても過言ではないのは交差点でしょう。

バイク直進時の右折車両とのいわゆる右直事故や、ウインカーも出さずに急に左折するクルマに巻き込まれるなど、交差点には事故に繋がる要因が多くあります。

バイクの存在は案外見落とされがちですし、クルマのドライバーは、左折時にミラーを確認しない方も多くいることを忘れずにいましょう。

 

合流地点の認識の甘さ

全国で交通量の多い国道がバイパス化されていますが、そうした道路には合流が多くなります。そして多くのドライバーはバイクの速さを認識していません。

この流れでこの距離なら入れるだろうという認識で合流してくるので、バイクにしてみれば急ブレーキをかけなければ激突してしまいそうになることも多くあります。

ドライバーがバイクを確認していながらも起こりうるので、合流地点をはじめクルマが車線変更をするであろうポイントでは、十分に注意が必要です。

 

道路状況の危険性

走り慣れた道なら何があるかは知っていても、初めて走る道などの場合は、大きな轍などに肝を冷やすこともよくあります。ハーレーは太いタイヤの車両も多いので、轍には十分に気を付けたいところです。タイヤが太ければ太いだけ轍にハンドルを取られやすく、コントロールが効きにくくなります。

また気持ちの良い田舎道を走っていると、砂利や砂が浮いた道もあります。近くに採石場や砂の置き場があることがあるので、大型ダンプが頻繁に通るようなら注意が必要です。ハーレーは重心が低いので、多少リアタイヤが滑っても立て直せますが、フロントが滑り出したら危険度はぐっと高まります。重たいハーレーを倒してしまい、幸いケガがなかったとしくても一人でハーレーを起こせず、助けを求めようにもクルマすら通らない、そんな田舎道にも要注意です。

 

絶対的に不利な立場に

どれほど周囲に注意を払い、他の交通の邪魔にならないように走ろうとも、残念ながら「バイクが邪魔だ」と思うドライバーは相当数います。

鉄の箱でガードされたクルマとバイクでは、何かあればバイクが危険なのは周知の事実です。危険な幅寄せや後ろのバイクに対する急ブレーキなど、明らかな嫌がらせもあります。バイクは絶対的な不利な立場だということを忘れずに!

 

危険な状況への対応は

どれ程注意を払おうと、急な飛び出しがあったり、ブラインドコーナーの向こうがに何かが潜んでいたりと、こちらの予測を上回る危険が待ち受けていることもあります。

それに対する対応は常にブレーキを掛けられる状況を保ち、常に危険予測をすること以外にありません。

レバーに指を掛けておき、右足は瞬時にブレーキを踏める状況にすることはもちろん、もしかしたら角から自転車が飛び出すかもしれない、急にクルマが曲がるかもしれないなど、予測運転にも心がけることで、安全運転につとめましょう。

このページのTOPへ