ハーレーカスタム講座~エンジン周り

どれ程カッコ良くカスタムされたハーレーを見る時でも、一番最初に目に入るのはエンジンではないでしょうか。エンジンの形を見ればだいたいの年式が分かるハーレーですし、どの年式でもVツインの形状が美しいハーレーのエンジンは、バイクの中心に鎮座しているため嫌でも目に入ります。ノーマルでも十分にカッコいいのですが、もっとクールに仕上げてみませんか?
まずは一番目立つところを
ハーレーで一番目立つのはエンジンで、そのエンジンの中でも目立つのは何といってもエアクリーナーではないでしょうか。V型シリンダーの真ん中で存在感を放ち、純正でも年代によりかなりの形が存在します。それ以外にもS&SやSUといった有名どころから社外でも個性豊かな形が揃っています。
やはりS&Sのティアドロップタイプがエアクリーナー(カバー)の顔としては一番有名ではないでしょうか。数年前から純正でもティアドロップ型が出てきたように、これはVツインエンジンとの相性も抜群ですね。
ちなみにこちらのセットはEキャブも含むフルセットです。キャブはノーマルのままで良いという方には、エアクリーナーのみでも販売しております。
SUタイプもシンプルな形ながら人気が高いですね。SUの文字がなければ純正のような飽きのこない造りが人気の要因でもあります。それ以外にも沢山のエアクリーナーがあり、キャブレターは純正のまま、エアクリーナー(もしくはカバー)だけを変える方法もありますのでお気に入りがあれば、一番目立つエンジンカスタムとしていかがでしょうか。
こちらもキャブを含むフルセットですが、SUのエアクリーナーを装着する際は、その特異な形状のSUキャブもあってこそのバランスですので、SUの場合はキャブレターも込みでカスタムするのがオススメです。
メッキでキラりと輝かせる
クランクケースやシリンダーを外してバフ掛けしたり塗装するのは、オーバーホール時にやる以外では相当骨の折れるカスタムです。ツインカムなどはそんなことをしなくてもボルトオンで装着できる各種カバーがあるので、黒い部分をメッキ化させるだけでも、かなりカスタムした印象に変わります。
これらのパーツを組み合わせて装着することで、エンジンのV型を強調させた、より力強い印象を与えることができます。
また、このヘットボルトカバーを装着するだけでも、パンクスの鋲ジャンのような、かなりカスタムした印象を与えることができます。
各パーツをオールメッキ化したり、オールブラック化するだけでも、他のハーレーとは違う自分だけのカスタムができます。またシリンダーを外す機会があれば、最近では耐熱ペイントのカラーラインナップもかなり豊富になってきたので、他にはないカラーで塗装という方法もあります。その他に機能面で、プライマリーをオープンベルトにすることでもプライマリーケースがなくなり、見た目も大きく変化します。カスタムと言えばフレームやハンドル、タンクなどが中心になりますが、エンジン周りにも気を配り、トータルバランスを考慮したカスタムに挑戦してみてください。