自分のハーレーを冬眠させる前にやっておきたいメンテナンス

投稿日:2016-10-28

季節が変わるのは早いもので、つい先日まで猛暑日が続いていたと思ったら、いつの間にか富士山も雪化粧でお色直し。木々の葉も散り始めたら、いよいよハーレー乗りの天敵、冬が忍び寄ってきます。それでも雪が降らない地域ならまだハーレーに乗れますが、積雪がある地域では来春までガレージ保管となってしまいます。愛車のハーレーを春に調子よく乗り出すための備えはしっかりとやっておきましょう。

電気がないと始まりません

バッテリーはイグニッションをオフにしていても、自然に放電しています。それを防ぐために、マイナスアースを取り外しておくことが大切です。そうすればバッテリーが春に上がっているという悲劇は避けられますが、念には念を入れてその前にフル充電をしたいものです。

今シーズン最後の走りが終わったら、このようなバッテリーチャージャーを使用してバッテリーを充電し、なおかつマイナスアースを外しておけば、雪解けの季節まで冬眠させておいたとしても、ハーレーは元気に目を覚ましてくれます。

タイヤのために空気圧もチェック!

タイヤの空気圧も走っていないと自然に減ってきます。それだけなら春先にエアを入れれば済みますが、重さが加わり潰れて行くと、当然タイヤやチューブに悪影響を与えます。同じ箇所が潰れたままで数カ月も放置すれば、ヒビ割れなどが生じるので、可能であればジャッキアップしておきましょう。そうすればリアショックやフロントフォークにも良いので足回りも休ませてあげられます。

グリスアップも忘れずに

しっかりと磨いてから冬眠させても、サビはどこからともなく忍び寄るので、各部に合ったグリスアップもしてあげましょう。チェーンやスプロケット、スイングアームの可動部分、そして出来ればガバナーなどにもグリスを入れておけば安心です。

冬は幸いにも湿気が少ないですが、それでもハーレーを構成するパーツはほぼ金属です。しっかりと安心して乗り出すためのひと手間です。このようなちょっとした愛が、ハーレーの寿命を延ばしてくれます。

春になったら…

冬は幸いにも湿気が少ないですが、それでもハーレーを構成するパーツはほぼ金属です。しっかりと安心して乗り出すためのひと手間です。このようなちょっとした愛が、ハーレーの寿命を延ばしてくれます。

なお、春になってエンジンを掛ける時には、ドレンホースから下がったオイルが大量に噴き出すことがあるのでそこも要注意です。ドレンからのオイルは直ぐに止まりますので、慌てずにガレージの床がオイルまみれにならぬよう注意してエンジンを掛けましょう。

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